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《巨人》先発の金丸夢斗を外して「1~3位に内野手指名」はFA&外国人の大型補強の前兆か【2024年ドラフト全内幕】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月25日 16時31分

《巨人》先発の金丸夢斗を外して「1~3位に内野手指名」はFA&外国人の大型補強の前兆か【2024年ドラフト全内幕】

巨人・阿部監督(C)日刊ゲンダイ

 4球団が1位で競合した関大・金丸夢斗の抽選を外した巨人は、高校通算26本塁打の石塚を西武とのクジ引きの末、外れ1位で引き当てた。

 2位は福岡六大学野球で2季連続MVPの俊足で二遊間を守る九産大・浦田俊輔内野手、3位は184センチ、92キロで二塁と三塁を守る上武大の強打者・荒巻悠内野手、4位は最速149キロの192センチ長身右腕、北星学園大付高・石田充冴投手、5位は最速153キロ左腕の東海大静岡・宮原駿介投手を指名した。

 阿部慎之助監督(45)は1位の石塚について「打つ方も素晴らしいものがあるし、守備も抜群だった。早く一軍の戦力になって欲しい」と言った。今夏の埼玉大会をテレビ観戦したそうで「野球をしている姿勢が素晴らしい。負けん気の強さも感じた。格が違うなと思って見ていた」と明かした。上位3人が内野手となったことに、水野スカウト部長は「二遊間を厚めにしたいという現場の意見」と説明したが、さる巨人OBがこう言う。

「主砲の岡本和が近い将来、メジャー挑戦するともっぱらだし、もうすぐ36歳で衰えが顕著な坂本の後釜候補として内野手をかき集めた。ただ、真っ先に金丸を1巡目で指名したように、今オフの重要課題は今季15勝3敗で、このオフにメジャー挑戦する菅野の穴埋め。金丸の抽選を外した途端に内野手ばかりを指名して、即戦力投手は1人だけ。これはFAや外国人を補強することに他ならない。先発は今オフの日本復帰がささやかれているタイガース・前田、FA補強でソフトバンク・石川の動向を注視するとともに、新外国人やトレードの調査にも余念がない。FAでメジャーか国内か残留か悩んでいるという広島・九里まで調査すると聞いています」

 思惑通りにいくかどうか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、巨人といえば、現在宙ぶらりんになっている二岡ヘッドの処遇が注目を集めているが、彼の評判は芳しくないようだ。打線について、「選手が委縮している」という声も聞かれる。いったいどういうことか。巨人で何が起きていたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

また、その他の関連記事には阪神、中日、楽天、西武のそれぞれの【ドラフト全内幕】をピックアップ。プロ野球ファンは必読だ。

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