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悠仁さま“学習院も視野”でも「2つの壁」…東大と筑波大の推薦入試の出願が数日後に迫る!【秋篠宮家の学校選び】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月26日 9時26分

悠仁さま“学習院も視野”でも「2つの壁」…東大と筑波大の推薦入試の出願が数日後に迫る!【秋篠宮家の学校選び】

悠仁さま(C)日刊ゲンダイ

【秋篠宮家の学校選び】#37

「きわめて可能性は低いかもしれないが、悠仁さまが学習院大に来られるのなら大歓迎」と話すのは同大教授の一人。悠仁さまが目指す第1候補と見られる東大の推薦入試(学校推薦型選抜)の出願期間(11月1日~6日)が迫っている。第2候補とされる筑波大も11月1日からだ。

「皇族の方はやはり学習院がベターではないかとの声もたくさん聞こえてくる。いちるの望みを捨てていない」と同教授。愛子さまが今年3月学習院大を卒業。学習院に在学する皇族は一人もいなくなってしまった。「このまま皇室との縁が切れるのは忍びない」と正直な気持ちを吐露する。

「実は今、学習院の人気が高まっている」と話すのは進学塾幹部。きっかけとなったのは昨年7月のニュースだ。26年4月から学習院女子大を学習院大に統合することが発表された。「学習院大のレベルアップを見込んで、内部進学の可能性がある学習院中等科や学習院女子中等科の偏差値が急上昇している」というのだ。

 学習院大は創立以来、女性に門戸を開いてきたので、統合自体にそれほどインパクトがあるわけではない。にもかかわらず、受験生から注目が集まっているのは「就職率が高い学習院女子大が加わる相乗効果と、真の総合大学に生まれ変わる期待が大きい」(塾幹部)からだ。前出の教授は「悠仁さまを受け入れるのにふさわしい態勢は整いつつある」と強調。「東大に肩を並べるのは無理としても、大学の格としては今後、さらなる上増しが望める」という。

■理学部に生命科はあるがトンボ研究ができるか微妙

 一方、別の関係者は「これまで秋篠宮家に袖にされてきた学習院が皇室御用達の学校に戻ることができるのか」と疑問を投げかける。国際基督教大に進んだ眞子さんや佳子さま。悠仁さまは高校まで一度も学習院の敷地に足を踏み入れていない戦後初めての皇族となった。

 1947年、華族制度が廃止。特権階級の学校だった学習院は「廃止すべき」との声が強まり、官立から私立に移行して生き残った経緯がある。「そうした特権的扱いを嫌っていたのが秋篠宮さま」と宮内庁OBは同家が脱学習院を図った理由を説明する。

「しかし、東大への推薦入学を目指すことへの世間の反応が思いのほか厳しかった。結局、学習院大も選択肢に入れざるを得なくなったのは秋篠宮さまや紀子さまにとって誤算だった」(同)

 もうひとつの問題として、学習院大に入って悠仁さまが追求するトンボ研究ができるかどうか。理学部には生命科があるが、「分子細胞生物学は進んでいるものの、悠仁さまの領域とは違う」(同学部研究員)という。「お父さまがかつてたどった道も参考になる」と話すのは前出の宮内庁OBだ。秋篠宮さまは学習院大に籍を置きながら、東京農業大の進化生物学研究所に通い、自らのテーマの家禽類研究に励んだ。

 もし悠仁さまが学習院大を選ぶ場合、内部進学の形はとれないので、推薦入試を目指すことになる。出願が始まるのは東大や筑波大と同様、11月1日からである。

(田中幾太郎/ジャーナリスト)

   ◇   ◇   ◇

 当初は“ほぼない”だろうと見られていた悠仁さまの学習院大進学だが、東大推薦入試報道による国民の厳しい反応によって、その可能性も高まりつつある。これまでの秋篠宮家姉弟の学校進学をめぐる動きと、それによる宮内庁職員の多忙ぶりを、【あわせて読む】悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴…でご覧ください。

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