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FA補強の成果は互角!大谷ド軍とヤ軍が今オフ目玉選手を巡って場外バトル【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月26日 9時26分

FA補強の成果は互角!大谷ド軍とヤ軍が今オフ目玉選手を巡って場外バトル【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】

大谷翔平(C)共同通信社

【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】#5

 東西の老舗球団同士によるワールドシリーズ(WS)が日本時間26日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開幕した。

 大谷は初回、相手先発で2023年のサイ・ヤング賞右腕ゲリット・コール(34)から、

 今季開幕時の年俸総額はヤンキースが約455億円で30球団中2位。ドジャースは約375億円で同3位。メジャーでも1、2位を争う資金力を持つ両球団によるWSは今回で12度目となり、ド軍がブルックリンに本拠地を構えていた1940年代から世界一を争ってきたが、熾烈な場外バトルも展開してきた。

 現行のFA制度が導入された84年以降、目玉選手を巡って金満球団同士が熾烈な争奪戦を繰り広げてきたのだ。昨オフは、オリックスからポスティング申請した山本由伸(26)にヤ軍、ド軍の両球団が入札。ヤ軍はキャッシュマンGMの他、スタインブレナー・オーナー、ブーン監督も同席して2度の交渉を行った。山本は最終的に、ヤンキース・コールの9年総額352億円をを上回る12年総額455億円の投手史上最高額を提示したドジャースと契約。WSを前にヤンキースとの交渉について聞かれた山本は「最後の決断をするまですごく悩みましたし、どちらも最後にするまで迷っていたチームです」と、当時の心境を振り返っている。

 この由伸以外の最近のケースでは19年のコール。契約年数でドジャースの8年を上回る9年を提示したヤ軍に軍配が上がった。21年オフにはフレディ・フリーマンの獲得にしのぎを削ったが、ヤ軍の条件はド軍の6年186億円に及ばず撤退。22年オフはヤ軍からFAのジャッジを巡ってジャイアンツを交えた三つ巴に発展。この時はヤ軍が9年504億円の好条件で、ジ軍の493億円、ド軍の325億円を抑えて引き留めに成功した。近年のFA市場での対決は、ほぼ互角だ。

 今オフも両軍はFA補強に動くのは必至で、目玉はヤンキース・ソト。20年の首位打者(打率.351)であるソトは25歳と若いこともあって強気。プロスポーツ史上最高額を更新した大谷の7億㌦(1000億円超)規模の契約を希望し、複数の米メディアによれば、ヤ軍との再契約に加え、ド軍も移籍先の有力候補に挙がっている。

 大谷以外にも好打者が揃うド軍がソト獲得に動くかどうかはともかく、両軍とも補強の優先事項はローテの整備。今オフはオリオールズの右腕バーンズ、ブレーブスの左腕フリードらエース級がFAになるだけに、目玉投手を巡って両球団によるWSの場外戦が繰り広げられそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 日本国民はもちろんだが、実はMLBやドナルド・トランプ贔屓の米放送局FOXまで、大谷を熱烈に応援しているという。いったいなぜか。大谷の活躍によって得られる「莫大なメリット」とはどれほどのものなのか。いま、米球界で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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