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バレーSVリーグ 石川祐希の凱旋試合プランも視聴率は大苦戦…背景に「箱」ではなく「単推し」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月27日 9時26分

バレーSVリーグ 石川祐希の凱旋試合プランも視聴率は大苦戦…背景に「箱」ではなく「単推し」

石川祐希(C)共同通信社

 エースが凱旋する。

 パリ五輪で男子バレーボール日本代表のキャプテンを務めた石川祐希(28)。その石川が所属するイタリア1部「ペルージャ」が来年10月にも、SVリーグ「サントリーサンバーズ大阪」と日本で試合を行うという。サントリーには人気選手の高橋藍(23)が所属している。

 今月20日、サントリーの栗原圭介GMら関係者がイタリアを訪問。その後、ペルージャのシルシ会長が試合後にパートナーシップ契約締結を発表した。

 パリ五輪で注目度が急上昇した男子バレー。準々決勝で強豪イタリア相手に善戦したことがひとつの要因だが、その一戦は平均世帯視聴率23.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、パリ五輪の日本代表出場試合で最高だった。

 その余勢をかってバレーボール協会は今月11日、SVリーグを立ち上げ、開幕戦は地上波でゴールデンタイムに生中継された。開幕カードに高橋のいるサントリーと西田有志(24)の所属する「大阪ブルテオン」を据え、チケットは即完売。しかし、世帯平均視聴率は3.8%(同)に終わり、19日の箱根駅伝予選会の視聴率8.2%(同)に遠く及ばなかった。

 バレーは以前からチームを応援するいわゆる「箱推し」よりも特定の選手を応援する傾向が強い。チームスポーツとしての〝歪み〟を指摘する声もある。石川の日本凱旋プランも、その人気の高さをあてこんだものだろう。

「石川選手が『ここ(SVリーグ)が一番だ』と思って帰ってくれば成功」

 SVリーグの船出を前に大河チェアマンはこう展望を語っているが、石川が本当にそう思うためには、リーグの活性化は不可欠だ。

  ◇  ◇  ◇

 バレーといえば、男子バレー日本代表の将来は決して楽観視できるものではない。すでに「危険な兆候」が表れていて、金メダル級の人気はパリ五輪がピークという見方もある。いったいどういうことか。今、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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