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日テレは“神様、仏様、やす子様”…「24時間テレビ」募金額15億円超、存亡の危機救われる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 16時3分

日テレは“神様、仏様、やす子様”…「24時間テレビ」募金額15億円超、存亡の危機救われる

やす子(C)日刊ゲンダイ

 8月31日~9月1日に放送された「24時間テレビ47」(日本テレビ系)の9月30日時点の寄付金総額が「約15億1095万円」であることが番組公式サイトで発表され、話題になっている。その内訳は、お笑いタレントのやす子が挑戦した「全国の児童養護施設に募金マラソン」で「5億493万6310円」。一般募金として「10億601万5397円」だという。

 寄付金の最終確定は2025年6月だというが、昨年の確定額の「8億4805万9341円」を大きく上回る額。また、現時点では、番組開始(1978年)から数えて、第34回(2011年)の19億8641万4252円、第42回(2019年)の15億5015万8595円、第36回(2013年)の15億4522万6444円に次ぐ歴代4位の総額となる。日本テレビ関係者はこう話す。

「今年ほど、番組に逆風が吹いていたことはなかった。日本海テレビの寄付金横領事件に始まり、『セクシー田中さん』問題など、本当に社会から厳しい目が向けられていました」

 実際、局内では、番組を継続するかどうかの激論が交わされていたという。

「さらに昨年の『ジャニーズ性加害問題』の余波で、数字を持っている旧ジャニーズのタレントの起用方針が定まらなかったこと、そしてマラソンランナーのやす子が、直前にフワちゃんから誹謗中傷を受け大騒動になったこと。さらには、台風10号の接近で、マラソンが実施できるかわからなくなったこと。三重苦どころではなかったんです。しかし、それらのすべての“ネガティブキャンペーン”が逆に功を奏し、『一体、どうなってしまうのだろう?』と番組に対する注目度が上がった。やす子に同情する、判官贔屓的な視点が一気に集まり、この寄付金額につながったのだと思います」(前出の関係者)

“感動ポルノ”“偽善”と揶揄され、毎年、存在意義が問われている同番組だが、今回の結果を受け、来年以降も継続の見込みだという。一方、やす子は出演後、ノーギャラだったことを公言しているが、現在、局内は“神様、仏様、やす子様”といった状態らしい。

「現在、ウチの番組に出まくっているので、マラソンのギャラ分くらい優に稼いでいるでしょう。この状態は、年末から来年にかけても当分続きます」(前出の関係者)

 存亡の機にひんしていた番組の救世主となったやす子には、まさに頭が上がらない状態のようだ。

  ◇  ◇  ◇

 芸能人の赤貧エピソードが散見されるが、やす子の人生もそのうちの1つとして知られている。関連記事【もっと読む】やす子は学校の水道水を自宅の家事に…ビンボー学生「昭和と令和」の決定的な違い…では、それついて伝えている。

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