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ド軍に“ヤ軍主砲強奪計画”浮上で佐々木朗希争奪戦ますます激化!フリードマン編成部長は話が及ぶと激怒

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月31日 11時32分

ド軍に“ヤ軍主砲強奪計画”浮上で佐々木朗希争奪戦ますます激化!フリードマン編成部長は話が及ぶと激怒

ヤンキースのソトも標的に(C)ロイター/USA Today Sports

【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】#8

■大谷の「後払い」がカギに

 ドジャースが今オフ、FAになるヤンキースのフアン・ソト外野手(26)の獲得に動く可能性があると、複数の米メディアが報じている。

 現在、ワールドシリーズを戦っているドジャースが、相手チームの主砲に目を付けているというのだ。

 ソトは昨オフ、パドレスからトレードでヤンキースに移籍。今季は打率.288、41本塁打、109打点で地区優勝に貢献。ポストシーズンも2番打者として打率.319、4本塁打、9打点と打ちまくっている(日本時間30日現在)。特派員のひとりが言う。

「ドジャースの左翼手のテオスカー・ヘルナンデス(32)が同様に今オフ、FAになる。その後釜としてソトに白羽の矢を立てているのでしょう。ヤンキースはシーズン中からソトの引き留めに目の色を変えてましたが、代理人は敏腕と評判のスコット・ボラスです。ソトはまだ26歳と若く、10年1000億円超の大谷級の契約を求めているという話もある。すでにコール(34=2020年から9年約496億円)、ロドン(31=23年から6年約248億円)と、ボラスの顧客である大物2人を抱えるヤンキースが、大谷と同程度の大型契約を結ぶのは厳しいともいわれている。そこへいくとドジャースには大谷の“年俸の97%を後払いにする契約”で資金的余裕がありますからね」

 ドジャースがソト獲得に本腰を入れるようならば、資金面から有利とみられているのだ。実現すれば、今季のナ・リーグを制したドジャースが、ア・リーグを制したヤンキースの戦力をそいでなおかつ、大きな戦力を加えることになる。

 そうはさせまいと、ヤンキースがソトとの再契約にいっそう力を注ぐと同時に、ドジャースにひと泡吹かせようと密かにもくろんでいるのが佐々木朗希(22=ロッテ)獲得だ。

 日本時間26日、ワールドシリーズ第1戦の試合前のこと。会見を行ったドジャースのフリードマン編成本部長がメディアの質問に気色ばむシーンがあった。今オフ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦がウワサされる佐々木に関して質問されると、「それを本気で聞く気なのか。いまはワールドシリーズだぞ。非常識にもほどがある」と、声を荒らげたのだ。

ヤ軍GMが日本で関係者と…

 ドジャースは岩手の大船渡高時代から佐々木を追い続けている。熱心なあまり、何度もタンパリング(事前交渉)疑惑が浮上したくらい。今年3月、MLB(大リーグ機構)が全30球団に対して、日本のプロ球団を含む他国のプロリーグのチーム及び選手との関係性や業務提携を解消するよう通達したのは、ドジャースの佐々木に対するタンパリング疑惑が原因といわれる。

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