大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月1日 11時40分
フォーブス電子版(10月25日付)によると、「ドジャースのスポンサー契約数は30球団中25位だが、今年のスポンサー収入は米NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の多くのクラブを上回る3億ドル(約455億円)近くに達した」という。
現実味を帯びる「副収入だけで年100億円超え」
ビジターの試合でも大谷のスポンサー企業の広告が入るなど、MLB全体が大谷サマサマなのだ。
「大谷選手の年収もアップするでしょう」とは、前出の宮本氏。
「今後、大谷選手にはCM出演の依頼が増えるでしょう。大谷選手のスポンサー契約料は、①個人で受け取るケース②ド軍が受け取るケース③両者が受け取るケースがある。24年当初は約20社と契約し、米スポーツメディアの『Sportico』は総額約101億円と試算した。シーズン中も毎月のように新しいスポンサーと契約しており、これを計10億円と仮定すると、総額111億円が大谷選手とド軍に入ることになる。今年の活躍に加え、来季は投手として復帰が控えていることから、契約料はさらに上がるでしょう」
この111億円のうち、大谷の取り分が7割とすれば、スポンサー収入だけで約78億円。WS制覇でCM契約が殺到すれば、副収入だけで年収100億円超えも現実味を帯びる。
「大谷選手を『社会現象』と称したのは、かつてのイチローさんや松井さんも凄い選手でしたけど、関心を持っていたのは大半が野球ファン。大谷選手はファン以外の、野球のやの字も知らない人たちに消費効果が波及しています。年配の方が孫にド軍の帽子を買い与えたり、試合に勝った負けたを気にしながらお茶をしたり、大谷選手の出演するCMを見て商品を買ったり……。かくいう私も、ニューバランスのウオーキングシューズを買いました。大谷選手は世界のトップアスリートであると同時に、人間性やキャラクターの良さもあり、<大谷が薦める商品なら買おう>と、ブランドイメージの向上に寄与し、購買意欲を促している。あるメーカーでは、大谷選手のCMが始まるや、1日で通常の4倍の注文が入った。個人のアスリートが社会の隅々まで影響を及ぼす、稀有な現象が起きています」(宮本氏)
大谷は優勝後の会見で「迷ってドジャースに入団して良かったか」と聞かれ、「結果的に、一番長いシーズンを過ごすことができて凄く光栄。本当に自分自身の決断とかっていうよりも、本当にこのチームで1年間できたっていうことに感謝したい。チームメートたちを本当に、スタッフの皆さんもそうですけど、誇りに思ってます」と話した。
その大谷以上にド軍は「安く買えた」と感謝しているに違いない。
◇ ◇ ◇
「大谷に取材拒否」「日本シリーズで取材パス没収」などで話題を呼んでいるフジテレビは、別件でも大炎上している。ベテランアナウンサーらが新人の容姿をイジり倒し、「イジメでは」と波紋を広げているのだ。問題となった動画は約4カ月前に公開されたのだが、今になってなぜ火が付いたのか。その裏側とは。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
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