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山本由伸メジャー2年目は「サイ・ヤング賞」狙う! 大谷、ダル、今永ら日本人投手での争いに

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月1日 11時52分

山本由伸メジャー2年目は「サイ・ヤング賞」狙う! 大谷、ダル、今永ら日本人投手での争いに

ワールドシリーズ第2戦、雄たけびを上げる山本由伸(C)ロイター/USA TODAY Sports

 山本由伸(26)が渡米1年目でチャンピオンリングを手にした。

 レギュラーシーズンは右肩痛で約3カ月間戦列を離れるなど、18試合の登板で、7勝2敗、防御率3.00と物足りない成績だったが、ポストシーズン(PS)では、「12年495億円」右腕が意地を見せた。エース格のフラーティに次ぐローテの2番手で起用され、パドレス・ダルビッシュと投げ合った地区シリーズ第5戦で5回無失点の好投でPS初勝利。WS第2戦ではヤ軍の強力打線を相手に7回途中1失点で、日本人投手では2007年のレッドソックス・松坂以来2人目のWSの白星を手にした。今PSは4試合で2勝0敗と安定した投球を披露し、WS制覇に貢献。これで山本はプレミア12、東京五輪、WBC、日本一、WSと史上初の「5冠」を成し遂げた。

 大谷とともにナインからシャンパンを浴びせられた山本は「(故障など)いろいろあって濃い一年でした。最後は最高な形で終われたので良かった」と喜びを口にした。

 メジャー2年目の来季はエース右腕グラスノー、右肘靱帯修復手術からマウンドに復帰する大谷とともにローテの中心を担うことになる。

 CSのメジャーリーグ中継で解説を務める評論家の斉藤明雄氏がこういった。

「移籍1年目の今季は右肩の故障もあって本人にとっては満足のいくシーズンではなかったでしょうが、離脱している期間はメジャーの配球や相手打者を研究できただけに有意義な時間になったはずです。復帰後、特にPSでは変化球を織り交ぜ、緩急をつけた投球が目立ち、研究の跡がうかがえました。PSでの好投は大いに自信になっているはずで、来季にもつながるでしょう。故障さえなければ、来季は一年を通してローテを守り、2ケタ勝利は十分に可能だと思う」

 ナ・リーグには現時点で大谷、山本に加え、同じルーキーで15勝(3敗、防御率2.91)をマークした新人王候補のカブス・今永、来季メジャー14年目を迎えるダル、メッツ・千賀と5人の日本人先発投手がいる。

「いずれも三振を奪えるタイプ。5人の日本人投手がサイ・ヤング賞争いを繰り広げる可能性はあります」(前出の斉藤氏)

 山本のような直球、変化球とも高い精度を誇る投手はメジャーにワンサカいるわけではない。オリックス時代、21年から3年連続で沢村賞に選出された山本が、来季は大谷を制して日本人初のサイ・ヤング賞の栄誉を手にするかもしれない。

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