1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

清原果耶主演「マイダイアリー」大苦戦…"選挙で1回休み"と既視感ある設定が逆風に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月3日 9時26分

清原果耶主演「マイダイアリー」大苦戦…"選挙で1回休み"と既視感ある設定が逆風に

清原果耶(C)日刊ゲンダイ

 映画を見終わった男女が夜の水辺でポップコーンを食べながら感想を語りあってキス……。と、インパクトのあるシーンから20日にスタートしたドラマ『マイダイアリー』(テレビ朝日系)。社会人1年目を迎えた主人公・恩村優希が学生時代の大切な思い出を振り返り、仲間たちとの日々をノスタルジックに描く青春ドラマだ。主演は清原果耶(22)。友人役として、7月期の『降り積もれ孤独な死よ』(日本テレビ系)など連ドラに立て続けに出演している吉川愛(24)、NHK大河ドラマ『光る君へ』の藤原彰子役で注目を集める見上愛(23)らが脇を固める。

 冒頭で清原のキスの相手役を演じたのは、NHK連続テレビ小説『おむすび』でも存在感を見せている売り出し中のイケメン俳優の佐野勇斗(26)。期待の若手俳優たちが一堂に会しているのだが、初回の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区以下同)は世帯3.4%、個人2.0%と振るわなかった。

「テレ朝の『日10ドラマ』枠は昨年4月に新設されたばかり。実力のある脚本家と人気の若手俳優を立て続けに起用し、若い視聴者を獲得しようと頑張っていますがうまくいっていません。今作は27日が衆院選の特番で“1週お休み”を挟むことになってしまったのも悪材料でした。第2話の前に『待った』をかけられたことにストレスを感じた視聴者は脱落してしまうでしょう」(テレビ誌ライター)

 よほどストーリーが面白ければ、上昇余地もありそうだが、「初回を観る限り厳しそう。視聴者を増やす要素はあまりなかったのでは」と、前出のライターは分析する。

■「おかえりモネ」を彷彿させる"優しくてまじめ"な主人公

「ノスタルジックに描く青春ドラマというコンセプトではありますが、ストーリー展開、登場人物のキャラなどの設定が既視感に溢れた印象です。清原さんが演じる"優しくてまじめ"な主人公も、彼女がヒロインを演じた21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主人公・永浦百音を彷彿させます。その周りを固める友人も心優しい若者たち…。落ち着いてゆったりと見られるのですが、刺激が足りないと思ったドラマファンは敬遠したのでしょう」

 清原は、15年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でデビュー。オーディションでプロデューサーの目に留まり、「今後大きくなる逸材」と抜擢された。その期待通り成長し、18年に主演したNHKドラマ『透明なゆりかご』で産婦人科の看護師見習いの女性を演じて、数々の賞を受賞。21年公開の映画『護られなかった者たちへ』では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、同年の『おかえりモネ』でヒロインを務めた。

「その『おかえりモネ』は期間平均視聴率が16%台で“低調”という評価を受けました。『ちむどんどん』の黒島結菜さんもそうですが、それまでコツコツと実績を積み重ねてきても、『朝ドラ失敗女優』のレッテルを貼られてしまうと、そのイメージを払拭するのがなかなか大変です。清原さんもそのループにはまりつつある感じがします」(ドラマ制作会社関係者)

 清原がこれからドラマでどう巻き返していくのかに注目だ。

  ◇  ◇  ◇

 朝ドラのヒロインになると大きな注目を集めるが、失敗に終わった時のリスクも甚大だ。【あわせて読む】酒グセも告白…キャラ変で復活の夏菜によぎる朝ドラの悪夢…もご覧ください。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください