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「おむすび」不調は国宝級イケメン俳優の少なさが原因? 目黒蓮クラスの旧ジャニ不在も痛手

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月3日 9時26分

「おむすび」不調は国宝級イケメン俳優の少なさが原因? 目黒蓮クラスの旧ジャニ不在も痛手

佐野勇斗(C)日刊ゲンダイ

 橋本環奈(25)主演のNHK朝の連続テレビ小説「おむすび」の視聴率が下落の道をたどっている。第1週の平均世帯視聴率(関東地区)は16%台、第2週は14%台、第3週は13%台と、下降の一途で、第4週ではとうとう12%台まで数字を落とした。

 ストーリーが進むテンポの遅さや、ギャル要素を楽しめないという視聴者の指摘が相次ぐ中、第4週にしてようやく仲里依紗(35)演じる、主人公・米田結の姉で、伝説のギャルだった歩が登場。

 米田一家を大きく変える出来事となった、阪神・淡路大震災を軸にした「神戸編」も描かれはじめた。「ここから本格的にストーリーが動くのでは?」という視聴者の期待もあるだろうが、放送開始当初からチラホラと上がっていたのが、「おむすび」に登場するイケメン俳優の少なさだ。

「おむすび」には、結の幼馴染みの古賀陽太を演じる菅生新樹(25)、書道部の先輩として松本怜生(24)、“福西のヨン様”の異名を持つ野球部の四ツ木翔也を演じる佐野勇斗(26)らがキャスティングされているが、視聴者からは《朝ドラって女性人気が大切だから、ガシッと女性の心を鷲掴みにするキャラが欲しかった》《イケメン不在で、おむすび脱落してしまった》と、イケメンキャストの引きが少々弱いという指摘も散見されている。

「好調な朝ドラは人気ヒロインだけでなく、女性視聴者に『ずっと見たい』と思わせるような知名度と勢いのあるイケメン俳優が2人以上は出演している印象です。特に最近では、女性雑誌『ViVi』で行われている国宝級イケメンランキングでランクインした人材が出演する傾向にあり、『ブギウギ』では20年下半期NEXT部門1位の水上恒司さん、『らんまん』では、20年下半期NOW部門3位の志尊淳さん、『舞いあがれ!』では、21年下半期NOW部門で3位の赤楚衛二さんらが登場しました。今作に出演する佐野さんも、18年の下半期NEXT1位に選ばれていますが、タイミング的に、少々“旬”の時期を逃した感は否めません」(芸能ライター)

 また旧ジャニーズ事務所の性加害報道により、NHKがSTARTO ENTERTAINMENT社所属タレントの起用を見送っていたことで、21年度前期「おかえりモネ」の永瀬廉(25)や、21年度後期「カムカムエヴリバディ」の松村北斗(29)、22年度後期「舞いあがれ!」の目黒蓮らのように、同社の知名度と人気が上昇中のタレントをタイミングよく起用できなかったことも、視聴者の引きを減らしている一因とみられている。

「国宝級イケメンランキング22年上半期NOW部門1位と、23年下半期NOW部門2位のなにわ男子・道枝駿佑さんあたりをキャスティングできていれば、もう少し話題性も生まれたかもしれません。松本怜生さんも確かにイケメンだと視聴者からは好評ですが、知名度の低さもあり、爆発力には欠ける印象です。今作の一番のイケメン枠として視聴者から松平健さんの名前が挙がるほどなので、あともう一人ぐらい知名度と実績のあるイケメン俳優が欲しかったところですかね」(同)

 橋本環奈とマツケンだけでは、少し弱かったのかもしれない。

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