流行語大賞ノミネート30語に大谷翔平「50-50」が…年間大賞また野球関連? 昨年まで3年連続
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月5日 19時3分
流行語大賞の2023年の年間大賞を受賞する阪神・岡田彰布監督(当時)(C)日刊ゲンダイ
年末の風物詩として知られる「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30語が11月5日に発表された。受賞対象となるトップテンおよび、グランプリとなる年間大賞の発表は12月2日だが、X(旧ツイッター)には早くも、《また野球関連だとさすがに怒るよ?》といった声が上がっている。
それもそのはず、昨年までの年間大賞を遡ってみると、2023年はプロ野球・阪神タイガースのリーグ優勝を表わす「A.R.E」、22年は東京ヤクルトスワローズの村上宗隆のあだ名である「村上様」、21年はメジャーリーグ・大谷翔平の「リアル二刀流/ショータイム」だった。一方、今年は、やはり大谷関連の言葉として、1人の選手が1つのシーズンで50本塁打以上、50盗塁以上を達成する「50-50」が入っている。
このため、上記のものの他にも《流行語大賞、めっちゃ不作やな。いつも以上にどこで流行してたんだよってのが多い。強いて言えば50-50だらうけど、また野球かよって感じだしねえ》と、やはり野球用語が選ばれるのではないかとゲンナリする声は多い。
ちなみに、15年の年間大賞は、1人の選手が1つのシーズンで「打率3割・30本塁打・30盗塁」を達成することを表わす「トリプルスリー」で、翌16年には当時、広島東洋カープの監督だった緒方孝市氏が自チームの鈴木誠也を「神がかっていますね。今時の言葉で言うなら『神(かみ)ってる』よな」と評したことで生まれたコメント「神ってる」が年間大賞に選ばれており、ここ10年という観点からも野球用語が多い。
今年、「50-50」が選ばれれば4年連続で野球用語が選ばれることになるが、果たしてその結果は?
◇ ◇ ◇
毎年のように「野球用語が多すぎるのでは?」と批判される流行語大賞だが、選考委員はそのようには考えていないようだ。
●関連記事【もっと読む】流行語大賞で毎年指摘される“野球偏重説”に終止符? やくみつる氏が「ゴリ押し」否定発言…選考委員の1人である漫画家のやくみつる氏の発言に触れている。
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