巨人はFA宣言一番乗りソフトB石川柊太に「4年18億円」か…熾烈な争奪戦に“絶対負けられない”球団事情
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月9日 11時22分
石川柊太(C)日刊ゲンダイ
FA宣言一番乗りだ。
ソフトバンクの石川柊太(32)が8日、今季取得した国内FA権を行使すると表明した。みずほペイペイドームで申請書類を球団に提出。「自分が野球界でどういう評価をされているのかを見てみたいというのが一番。選択肢が広がるっていうところに価値はあると思うので、使用させていただく気持ちになった。一番はうちに来てほしいというのが伝わってくるか」と明かした。ソフトバンクには宣言残留も認められている。現状で残留か移籍かは「五分五分」と言う。
今季年俸は1億2000万円。それでも高給取りが揃うソフトバンクでは人的、金銭ともに補償不要のCランクと見られ、他球団との争奪戦は必至である。東京・品川出身。「在京志向」とも伝えられる中、手ぐすねを引くのは地元・巨人である。さる巨人OBがこう言った。
「調査を進めるソフトバンク・甲斐、阪神・大山、DeNA・佐野などから打者2人、Cランクはカウントされないため、石川を含めてFAで3人補強できればベストだが、『宣言する野手は1人か2人いるかどうか』との見通しがある。それだけに石川は確実に獲得しておきたい。メジャー挑戦を表明している今季15勝3敗の菅野の穴は大きいですから」
昨オフのFA戦線で巨人は、年俸6000万円で当時オリックスの山崎福(日本ハム)に、4年総額8億円を提示してフラれている。FA選手が獲得できれば、2020年オフにDeNAから加入した井納、梶谷以来4年ぶりとなる。
「梶谷を獲得した際は、年俸2億円の4年契約を結んだ。巨人がFA選手に手を挙げる場合、基本的に現状の3倍程度を提示することが多い。DeNA時代の年俸が7400万円だった梶谷もそれに当てはまる。しかも、今回は財力のあるソフトバンクの残留と天秤にかけられるだけに、年俸1億2000万円から4億円に迫るベースで最大4年総額16億円から18億円の大型契約を提示する可能性がありそうです」(同)
かつてFAといえば、巨人の独壇場だった。それが近年は勝てない年が続く。そんな負の流れにピリオドを打つべく、阿部巨人2年目は大盤振る舞いの方針のようだ。
◇ ◇ ◇
それにしても、ソフトバンクは圧倒的戦力を有しながらなぜ日本シリーズでDeNAに敗れたのか。ホークスOBの山内孝徳氏が指摘する「痛恨過ぎる敗因」とは何か。他のOBが言う「小久保監督によるベンチの雰囲気悪化を招いた事件」とは。いったいチームに何が起きていたのか。
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