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大谷は来季「1番剥奪」で打点増へ…開幕は野手で復帰も危険と隣り合わせの盗塁はブレーキか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月9日 11時22分

大谷は来季「1番剥奪」で打点増へ…開幕は野手で復帰も危険と隣り合わせの盗塁はブレーキか

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 ドジャースのゴームズGMは、大谷翔平(30)の投手としての復帰時期に関して言葉を濁しているだけに、3月の日本開幕には間に合いそうもない。

 だとすれば、開幕は今季同様、野手として迎えることになるが、打つ方はどうなるのか。「1番・DH」でスタートするのか。

「打順の1番はなくなるのではないか」と、現地特派員がこう続ける。

「来季は遅かれ早かれ投手として復帰する。ワールドシリーズ第2戦の左肩脱臼を持ち出すまでもなく、危険と隣り合わせの盗塁はブレーキをかけられるでしょう。そもそも大谷の1番起用は塁に出て、足でかき回す意図もあったわけで、盗塁が計算できない以上、1番にすえる意味がない。そもそもドジャースの1番はチームリーダー・ベッツ(32)の指定席。ベッツ自身、1番を打ちたがっている事情もあるし、今季の開幕当初のように彼が核弾頭を務めることになると思う」

 それなら大谷は2番を打つのか。

「来季はベッツを内野に戻すため、外野手も補強ポイントになる。FAになった右打者のテオスカー・ヘルナンデス(32)を戻すのか、それとも別の左打者をとってくるのかで、打順は変わってくるのではないか。ロバーツ監督はできれば右打者や左打者が続かないジグザグ打線が理想だと話していますから」

 今季の開幕時のように2番を打つのか、それともクリーンアップを任されるのか。いずれにせよ、1番打者だったとき以上に、大谷の打席では走者がいる可能性が高い。130打点でタイトルを獲得した今季より、打点は増えそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんなド軍はヤンキースに取って代わり、今や「悪の帝国」と言っても過言ではない。カネと人気と裏技をフル活用するだけではなく、ルール違反スレスレの行為も平気でやるからで、それには大谷や佐々木朗希も関係している。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。

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