1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

阪神・髙橋遥人 3年連続の手術でも来季完全復活に“視界良好”…逆に《障害がなくなった》の見方

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月9日 11時22分

阪神・髙橋遥人 3年連続の手術でも来季完全復活に“視界良好”…逆に《障害がなくなった》の見方

髙橋遥人(C)共同通信社

 藤川球児新監督(44)が最も期待を寄せているのが、この男だという。8日に阪神から「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」の成功と退院が発表された、髙橋遥人(29)のことだ。

 髙橋がメスを入れるのは2022年の「左肘トミー・ジョン手術」、昨年の「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」に続き、3年連続になる。万全なら、投げるボールはメジャー級。懸念は故障だけ、という投手がまたまたメスを入れた。今年8月に1009日ぶりに一軍復帰し、5試合で4勝1敗、防御率1.52の成績を残した左腕への完全復活の期待が萎みそうな気もするが、コーチ経験のある阪神OBはこう言う。

「今回の手術は、昨年6月に受けた『左尺骨短縮術』の際に左前腕部に埋めたプレートを除去するものだと聞いている。復帰した今季、髙橋らしい球威とキレのあるボールを投げて4勝しながら、そのプレートによって左手首の可動域が狭くなっていると吐露していた。手術によって肘や肩の不安は消え、悩みの種だったプレートも取り除いたわけですから、完全復活に向けて障害がなくなったと捉えていい。藤川監督が現役晩年、その才能を認め、目をかけたのがこの髙橋。開幕から万全の状態で先発ローテに入れば、新監督にとってなによりの補強になる」

 阪神は2位に終わった今季もチーム防御率はリーグ2位の2.50だったが、村上頌樹や西勇輝、伊藤将司が勝ち星を伸ばせなかった先発陣には不安が残る。西純矢、森木大智といった期待の若手が伸び悩む中、2年連続開幕投手の青柳晃洋はポスティング移籍が認められ、メジャーを目指すことになった。

 藤川新監督は前監督の「岡田野球」の継承を宣言し、投手を中心としたディフェンス野球を旗印にする。髙橋の復活がその成否を左右すると言っていい。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、退任した岡田前監督は「事実上の解任」だったという。異例のタイミング、手法での退任発表に加え、退任会見すらしないという前代未聞の珍事――。いったい阪神に何が起きていたのか。なぜ名将はクビを切られたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください