藤原竜也「全領域異常解決室」に「SPEC」ファンから“追い風”! 演技派・柿澤勇人の伸びしろにも期待大
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月9日 9時26分
「僕も神です」(C)日刊ゲンダイ
《いよいよ面白くなってきた》ともっぱらである。藤原竜也(42=写真)主演、広瀬アリス(29)が共演の連ドラ「全領域異常解決室」(フジテレビ=水曜夜10時、以下「ゼンケツ」)。6日放送の第5話終了直後の次回予告で、藤原演じる超常現象のスペシャリストの興玉が「僕も神です」と、広瀬が演じる警視庁の雨野に告白。SNS上は《待ってましたの展開》《来週まで待ちきれない》などと大盛り上がりだ。
「『ゼンケツ』はホラー展開なのか、都市伝説系なのか、日本神話をなぞるのか……初回放送直後から、どの方向をメインにしてお話が転んでいくのかいろんな予想が飛び交っていましたが、これから先は“神vs.神”の戦いが描かれるような……それにしても《僕も神です》という突拍子もないセリフを、すんなり《でしょうね》と全肯定したくなる俳優さんは、藤原竜也さん以外に、そういないでしょう」と、エンタメサイト編集者は笑う。
藤原と言えば、2006年公開の映画「デスノート」や「カイジ」シリーズ、2014年公開の「るろうに剣心」の志々雄などと、正統派の二枚目ながら、ひと癖もふた癖もある役を演じることが多い。ネット上には《漫画の実写化は藤原竜也がいれば何とかなる》なんて声もあるほどだ。
「2013年公開の映画『藁の楯』の清丸役もなかなかに強烈な憎まれ役。藤原さん本人も、かつて《クズの役しかこなくなった》とインタビューで答えていましたけど、『ゼンケツ』の興玉は、ややSっぽい振る舞いが目立つとはいえ、それ以外はクールさと優しさがミックスしたようなキャラ。いわば《カッコいい方の藤原竜也》で、これはこれで見応えがありますね」とドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は話す。
アクションシーンも多く、劇中で走る姿も《足速そう》《颯爽としている》なんて声があり、視聴者も《カッコいい方の藤原》を満喫しているようだ。神vs.神の戦いが今後のメインであるならば、さらに派手なアクションも期待できる。
「第5話では千里眼を持つ少女が登場。そのため、特殊能力を持つ者たちを描いた2010年の戸田恵梨香さんと加瀬亮さんが主演の連ドラ『SPEC』シリーズを思い出した視聴者が多く、ドラマ名がXの話題ワード入りしました。それを見た『SPEC』ファンたちが『ゼンケツ』を見逃し配信で視聴し始めて、《面白い》と食いついてきています」(前出のエンタメサイト編集者)
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