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元テレ朝アナ藤井暁さんは40代で「校長先生」 小川彩佳、夏目三久、大島由香里などに熱血指導していた【あの人は今】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月11日 9時26分

 日焼けした顔、引き締まって健康そうな体は、とても“がんサバイバー”とは思えない。

「週3、4回、自転車で20キロ走っています。休みの日は、ひたすら妻や高校の同級生とゴルフ。スコアは平均80台後半です」

 11歳年下の元日本航空の客室乗務員の夫人とは、2000年12月に結婚。1女に恵まれた。

「47歳にして初めて授かった子どもでして、娘はまだ高校2年生。だから、娘が大学を卒業するまではがんばって働かなくてはいけない、という事情もあります(笑)」

 都内で家族3人暮らし。

 さて、東京・中野区生まれの藤井さんは、高校時代からアナウンサーに憧れ放送研究部に所属。駒沢大学1年次からアナウンススクールに通い、卒業後の1984年、テレビ朝日に入社した。

 翌85年、バラエティー番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」に“まじめなアナウンサー”として出演を始め、さらに小堺一機、鳥居かほりと3人組“サンドイッチ”を結成。「想い出して下さい」を歌い大ヒットさせた。

「ボクが入社試験を受けた当時、“視聴率3冠王”を取って勢いのあったフジテレビに比べ、テレビ朝日は堅いイメージがあった。それで、『明るくてバカになれる学生を採ろう』という人事の方針があったそうで、だからボクがバラエティーに投入されたのかも。“サンドイッチ”は番組収録中、着物の着付けに時間がかかっている女優さんがいたので、欽ちゃんから場つなぎのために呼ばれ、突然裏から出ていったら結成することに。緊張しましたけど、楽しんでやっていましたね。『想い出して下さい』は当時の人気歌番組トップスリーの『ミュージックステーション』『ザ・ベストテン』『歌のトップテン』でも歌ったんですよ。そんなアナウンサー、ボクぐらいじゃないですか!? 今も講演などに行くと覚えていてくださる方も多く、“オレもまんざらじゃないな”とうれしくなります(笑)」

 “サンドイッチ”で共演した鳥居かほりと88年に結婚したが、99年に離婚。

「彼女は良い意味で男前。ボクが子どもを望んでいたことが別れのきっかけです。でも、ケンカしたわけではなかったから、別れてからも連絡をとっていました。再婚を機にやめましたけどね」

(取材・文=中野裕子)

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