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森保J 15日のインドネシア戦は《日本嫌い》明言する韓国人指揮官・申監督との「日韓対決番外編」にも注目

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月12日 21時12分

森保J 15日のインドネシア戦は《日本嫌い》明言する韓国人指揮官・申監督との「日韓対決番外編」にも注目

アジア杯1次L試合前に握手を交わす森保監督と申台竜監督 (C)共同通信社

 森保一監督率いる日本代表は15日、2026年北中米W杯のアジア最終予選でインドネシアとのアウェイ戦いに臨みます。

 インドネシアの指揮官は、元韓国代表MFの申台龍(シン・テヨン)監督(54)。これまで何度も「日本嫌い」を明言しており、インドネシアとの一戦が、日韓対決「番外編」としても注目を集めています。

 申監督は、現役時代にKリーグで6度のチャンピオンに輝き、監督としても2010年にAFCアジア・チャンピオンズリーグを制しました。

 2014年に韓国代表コーチに就任。2016年にはリオ五輪の監督を務めました。2017年には辞任したドイツ人指揮官のシュティーリケ韓国代表監督の後任としてチームを2018年ロシアW杯に導きました。

 2019年の年末にインドネシア代表監督に就任し、2023年にはカタールで開催されたアジア杯に。グループリーグ第3戦で日本と対戦し、1-3のスコアで敗戦を喫しています。

 大嫌いな日本に負けてしまい、さぞかし「はらわたが煮えくり返っているだろう」と推察しましたが、試合直後の申監督は自ら日本ベンチに近付いていき、森保監督とにこやかな表情を浮かべながら会話を交わしました。

 実はこの試合後、ミックスゾーンで申監督と話をすることができました。

 監督が現れると報道陣がワッと群がったのですが、日本人記者に気付いた韓国人記者たちは一歩下がってくれました。もしかすると彼らは日韓対決・場外編を期待したのかも知れませんが……。

 筆者は申監督に対して「森保監督と試合後に交流していたのが印象的でした。何を話していたのですか?」と聞きました。

「『素晴らしいチームです』と申し上げたところ、森保監督からは『インドネシアのサッカーがどんどん発達しています。良い仕事をしていらっしゃいますね』と言っていただきました」とはにかんだような表情で教えてくれました。

 知り合いの韓国人記者は「日本に対する彼(申監督)の言葉は、本来のサッカー哲学から生まれ出たものではない。日本のサッカーが優れていることは認識しているし、もちろんリスペクトもしている。日本に対する厳しい発言の数々は、日本代表と対戦する時に選手のモチベーションを高めたい、という意図があるのでは?」と分析する人もいます。

 申監督の<外面>に騙されてはいけない、ということなのでしょう。

 が、そのことは森保監督についても同じことが言えるかも知れません。

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