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熊切あさ美「今までは飲み屋さんのハシゴでしたが、今はジムをハシゴするのが楽しいです(笑)」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月13日 9時26分

熊切あさ美「今までは飲み屋さんのハシゴでしたが、今はジムをハシゴするのが楽しいです(笑)」

懐かしのチェキッ娘ポーズで(C)日刊ゲンダイ

 アイドルグループ「チェキッ娘」が1999年11月3日に解散して今年で25年。中心メンバーだった熊切あさ美(44)は解散後、「崖っぷちアイドル」と言われながら、なんだかんだで現在もグラビア、舞台、映画、バラエティー番組などで活躍中だ。

 ──「チェキッ娘」がデビューのきっかけだったんですね。

「チェキッ娘は半年間のプロジェクトでしたが、プロデューサーの水口(昌彦)さんが、どうしてもコンサートをさせてあげたいと言ってくださって、活動は1年になりました。初コンサートはZepp Tokyoだったんですが、自分の中ではアイドル活動は全く想定になくて。人前で歌うことすら想像してなかったんですよ。それでもあんなにたくさんのファンの方に集まっていただいて、今でも忘れられません」

 ──しかし活動は1年で終わってしまいました。

「この企画が終わったら仕事がなくなると想定していたので、準備してましたね。準備していなかったらチェキッ娘という肩書に勘違いをしたままで、たぶん今、この仕事はできなかったと思います。順風満帆ではなかったですけどね。タレントっていうほどテレビに出てないし、グラビアも早いうちに卒業しましたから。気付いたら“崖っぷちアイドル”として活動していましたが、『崖っぷちなんです』って言い出したのは自分なんです(笑)」

 ──40歳になってグラビアも復活しましたね。

「16年ぶりにグラビアの仕事が来てびっくりしました。どんな仕事が来てもいいように体だけは鍛えていましたが、最初はダイエットのつもりで始めたキックボクシングのおかげで、すごく生活が変わりました。今までは飲み屋さんのハシゴだったのに、今はジムをハシゴするのが楽しいです。40歳を過ぎてから、また体が変わってきて、それが楽しくて」

 ──結婚についてはどうですか?

「この年までしないとは思っていなかったです。今のところ1人がラクです。ずっと1人で暮らしてきちゃったんで、同棲するのも面倒くさいかなって。結婚というカタチじゃなくてもいいとは思いますが、パートナーは欲しいですね。将来的に1人は寂しいですからね」

 ──チェキッ娘の再結成を願う声も出ています。

「解散から10年後には一度、再結成しましたけど、今は(芸能界に)残っているメンバーが少なくなってしまいました。でもやりたい気持ちはあります。再結成する場を提供してくれるところがあったら全員で参加したいです。どこか声をかけてくれるところがあればぜひやりたいですね」

(取材・文=ブレーメン大島)

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