松本人志テレビ復帰は難航必至でやはりYouTubeへ?『一人ごっつ』方式という“奥の手”あり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月13日 9時26分
松本人志(C)日刊ゲンダイ
11月8日に発表された訴訟の取り下げで突如として終結した、「ダウンタウン」の松本人志(61)と週刊文春の戦い。その後の報道では松本の早期のテレビ復帰の可能性を報じるものもあるが、X(旧ツイッター)には《二度とテレビに出るな》といった、復帰など到底まかりならんとする声は多い。
視聴者からの根強い反対がある以上、今後、松本が復帰を望んでも思い通りにいかないという場合が容易に想定される。一昔前では芸能活動への復帰がズルズルと遅れていくことになるが、今のご時世、YouTubeという手があるのも事実。それこそ、「アンジャッシュ」の渡部建(51)や、元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(54)のように、先にYouTubeで復活して地上波への地ならし……という作戦も取り得るのではないか。だが、週刊誌記者は懐疑的だ。
「渡部や宮迫クラスならまだしも、『大ベテランの松本人志がカメラに向かって単体でYouTube動画に出ている』という絵面は画面への収まりが悪いのが事実。松本クラスとなると他の出演者を従えて司会者として出演する姿に視聴者は見慣れていますからね」
テレビへの復帰がままならない状態で、わざわざ松本と共演する選択肢を選ぶ芸能人は少ないだろう。だが、別の見方もある。お笑いに詳しい芸能ライターは、松本が過去に出演していた番組のテーストを引き継げばYouTuberデビューは可能との見方を示す。
「1996年10月から翌97年3月までフジテレビ系で放送された『一人ごっつ』という本人出演の番組が参考になるでしょう。今でいうところの『IPPONグランプリ』の『写真で一言』の要領で映像でお題が出題され、それにセリフをつけるべく松本が1人で挑むという形式です。これなら他の出演者は必要ないうえ、松本が1人で映っていても、昔やったことがあるフォーマットですから違和感は少ないでしょう」
テレビ復帰が暗礁に乗り上げたらYouTuberデビューするという奥の手がありそうだ。
◇ ◇ ◇
どうにも玉虫色感が否めない決着となった松本人志の訴訟取り下げだが、その真意は別のところにあるのかもしれない。関連記事【もっと読む】松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?…では、その可能性について伝えている。
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