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球界No.1捕手がFA宣言! ソフトバンク甲斐拓也の争奪戦は巨人以外にもチャンスあり?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月14日 17時21分

球界No.1捕手がFA宣言! ソフトバンク甲斐拓也の争奪戦は巨人以外にもチャンスあり?

甲斐拓也(C)共同通信社

 金額面を考えればソフトバンク残留か、巨人に移籍の2択に見えるが……。

 昨13日、東京五輪や昨年のWBCで日本代表の正捕手を務めた甲斐拓也(32)がFA宣言した。

 巨人からの評価が高く、正捕手流出の危機にソフトバンクも全力で慰留。すでに「4年12億円で残留要請」など、具体的な数字も報じられている。

 今季、甲斐の年俸は2億1000万円。一部の資金力豊富な球団しか手を出せそうにないが、球団OBは「甲斐が求めているものは出番、というよりも起用法です」と、こう続ける。

「今季は若手捕手育成のため、週に1度はベンチスタートを余儀なくされた。それが球団の方針であることは、甲斐自身も理解している。ただ、それでも、『なんで元気なのに休まなきゃならないんだ』と、感情では納得がいってないようです」

 甲斐は今季119試合に出場。139試合だった昨季から20試合も出番が減った。残留なら、その傾向にますます拍車がかかるのは明白だ。

「甲斐の最優先事項は、捕手として本気で完全燃焼できる環境だと聞いている。その上で、『若手との勝負に負けて、出番が減るのは仕方ない』という考えのようです。金額に多少の差があっても、自身の願いを叶えられる球団を選ぶはず。いわゆる『金満球団』でなくとも、可能性はあるでしょう。そもそも、カネが最優先ならソフトバンク残留が一番。FA宣言すらしていないでしょうから」(前出のOB)

 どうせ争奪戦には勝てないし……と諦めている球団も、一考の余地がありそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、甲斐を擁するソフトバンクは圧倒的戦力を抱えながら、なぜ日本シリーズでDeNAに敗れたのか。球団OBの山内孝徳氏が指摘する「痛恨過ぎる敗因」とは何か。他のOBが言う「小久保監督によるベンチの雰囲気悪化を招いた事件」とは。いったいチームに何が起きていたのか。 

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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