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松山のイーグルで時代を感じるダンロップフェニックスの「18番」…用具の進化とトレーニングの成果が色濃く出た

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月16日 9時26分

松山のイーグルで時代を感じるダンロップフェニックスの「18番」…用具の進化とトレーニングの成果が色濃く出た

松山(C)日刊ゲンダイ

 男子ゴルフのダンロップフェニックストーナメン(宮崎・フェニックスCC=7042ヤード・パー71)第2日。トップと2打差でスタートした松山英樹(32)は18番でイーグルを奪い、通算10アンダー2位に浮上。4打差のM・マクグリービー(29)を追いかける。

 松山の18番(560ヤード・パー5)は圧巻だった。第1打のドライバーショットをフェアウエーに運び、第2打はピンまで185ヤード。ここで松山が握ったのは8番アイアンで、切れ味抜群のスイングから放たれたボールはややフォローの風に乗り、ピン左下3メートルに着弾。これを1パットで沈めた。

 数々のドラマを生んだこの18番ホール。古くからのゴルフファンなら1995年大会最終日のジャンボ尾崎の逆転劇を覚えている方もおいでだろう。

 通算10アンダーでB・ジョーブとR・ガメスが先にホールアウト。最終組の尾崎は1打ビハインドで同組のP・シニアも10アンダー。尾崎はバーディーがマストで、逆転にはイーグルが必要だった。フェアウエーからの第2打はピンまで220ヤード。尾崎は4番アイアンを握り、ピン手前8メートルに乗せて逆転のイーグルパットを決めた。

 当時の18番は534ヤード。飛距離自慢の尾崎だから4番アイアンで2オンしたが、第2打にスプーン(3W)を使う選手が多くいた。

 あれから約30年。松山の昨季の平均飛距離は299ヤード。320ヤード超のドライブも珍しくない。それでも560ヤード・パー5の2打目が185ヤードで、それを8番アイアンで打つとは…。

 用具の進化とトレーニングの賜物とはいえ、ゴルフはここまで変わったということか。

  ◇  ◇  ◇

 それにしても、国内男子ツアーの人気低迷ぶりは悲惨の一言に尽きる。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。なぜこんな事態に陥ったのか。いったい誰が「元凶」なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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