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巨人が阪神FA大山悠輔を取ればポジション争いで大混乱…“一塁用意”で気になる坂本絡む岡本のコンバート先

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月16日 9時26分

巨人が阪神FA大山悠輔を取ればポジション争いで大混乱…“一塁用意”で気になる坂本絡む岡本のコンバート先

大山悠輔(C)日刊ゲンダイ

 争奪戦のゴングが鳴った。

 FA宣言選手との交渉が15日に解禁。巨人は阪神・大山悠輔内野手(29)、ソフトバンク・甲斐拓也捕手(32)、石川柊太投手(32)のトリプル獲得を目指している。中でも注目は、実現すれば巨人、阪神間での史上初のFA移籍となる大山の動向である。

 今季4年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人だが、DeNAとのCSファイナルステージでは、6試合でわずか9得点。得点力不足に泣き、日本シリーズ進出を逃したことで、今季リーグ2位の得点圏打率.354の大山に白羽の矢を立てた。大リーグ志向の強い巨人の主砲・岡本和真(28)の将来的なメジャー流出への備えでもある。

 大山は右打者として7年連続2ケタ本塁打をマーク。昨季は全試合4番としてフル出場を果たし、阪神を38年ぶりの日本一に導いた。

 巨人は今季、4番・岡本和の後の5番打者がシーズンを通して固定できなかった。23年まで巨人のコーチを務めたデーブ大久保氏は自身のYouTubeチャンネルで、大山が加入した場合のポジションについて「今年ファーストだった岡本選手が外野へ行く」と今季一塁でゴールデングラブ賞を受賞した岡本の外野コンバートを予想した。さるベテラン巨人OBがこう言った。

「報道にあるように、大山を5年や6年の超大型契約を用意して三顧の礼で迎えるなら、本職の一塁は空けるでしょう。一塁の岡本は三塁もできるものの、そこには今季のゴールデングラブ賞の坂本がいる。現実問題として、器用な岡本は左翼へ回る可能性が高い。今季もそうだったように、原前監督の時代から三塁、一塁、左翼と動くことに免疫はあるものの、4番としての打撃に影響する懸念が生じる。主砲の岡本がたらい回しになれば、大山にだって負い目というかプレッシャーがかかる。阪神関係者によれば、『気が優しいところがある』と言うから、それも不安の種でしょう」

 茨城県人の先輩として大山に電話をしたというデーブ氏は、直撃した感想としてYouTubeで「阪神タイガースが手放さないと思う。大山選手が他のチーム行きたくてFAをしたのではない。これは100%違う。自分の評価が聞きたい。これだけ。阪神といろいろな球団に聞いてみたら、阪神の誠意をすごく感じた。そういう評価をしてくれるのとなったら阪神に残る。これが第1路線」と残留を予想したが、果たしてどうかーー。

  ◇  ◇  ◇

 それにしても巨人は正気なのだろうか。今オフは大山だけに飽き足らず、ソフトバンクの甲斐と石川を合わせた「トリプル取り」に向け鼻息を荒くしているというのだ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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