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侍J高橋宏斗が米球界注目“韓国の大谷翔平”をフルボッコ!メジャーへのアピールに大成功

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月17日 9時26分

侍J高橋宏斗が米球界注目“韓国の大谷翔平”をフルボッコ!メジャーへのアピールに大成功

高橋宏斗(C)日刊ゲンダイ

 日本代表が6ー3で韓国を下した、15日の「プレミア12」。侍ジャパンの先発・高橋宏斗(22=中日)は二回に先制を許すと、逆転した直後の四回に同点の一発を被弾するなど、4回7安打2失点。8三振を奪う一方で制球に抑えが効かず、4回で78球を要す苦しい投球だった。

 だが、韓国のポイントゲッター「3番・三塁」のキム・ヨドン(21=起亜)にだけはスイッチが入った。キムは高卒3年目の今季、韓国プロ野球で打率.347、38本塁打、40盗塁で史上最年少の「トリプルスリー」を達成。キューバを撃破した今大会初戦では、今季のパ・リーグ最優秀防御率投手のモイネロ(ソフトバンク)から放った満塁弾を含む3安打、2本塁打、5打点と大爆発。右打ちだが、パワーとスピードを兼ね備えた「韓国の大谷翔平」と称される若手スターで、すでにメジャーからも熱視線を送られる逸材だ。

 将来のメジャー挑戦を視野に入れる高橋も、米球界ではロッテ佐々木朗希に次ぐ若手有望株という位置づけ。昨年のWBCでは最年少で代表入りを果たし、今季は12球団トップの防御率1.38で初タイトルを獲得した。 

 初回の初対決ではボールが先行しながら、スプリットを8球も投じるガチンコ勝負で最後は156キロの真っ直ぐで空振り三振。三回は直球を見せ球に、147キロのスプリットで再び空振り三振に斬って取った。

 全体的には消化不良の投球内容だったが、米球界が大注目する「韓国の大谷翔平」を完璧に抑え込み、メジャー球団のスカウトへのアピールには成功した。

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