これも大の里効果? 先場所ともに8勝7敗の琴桜&豊昇龍の大関コンビが1敗キープの快進撃
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月18日 11時32分
琴桜(C)共同通信社
先場所の不甲斐なさがウソのようである。
大相撲11月場所8日は3大関が安泰。大の里が翔猿を花道まで吹っ飛ばせば、琴桜(26)は美ノ海相手にやや危ない相撲だったものの、豊昇龍(25)は欧勝馬を上手投げで転がした。
琴桜と豊昇龍はいずれもトップの1敗をキープ。大の里は2敗で彼らを追いかけている。
それにしても、だ。大の里以外の2人は先場所、揃って8勝7敗と勝ち越すのがやっと。2人とも大関昇進後は11勝止まりで、優勝どころか優勝争いにもほとんど絡めていない。それが今場所の快進撃である。
角界OBは「そりゃあ燃えますよ」と、こう続ける。
「先に大関になったのは自分たちなのに、今や土俵の話題は新大関・大の里に集中していますからね。優勝候補だ、次の横綱候補だとか、まるで自分たちがいないかのように扱われている。『こんちくしょう』と思うのが当然だし、そもそも負けず嫌いでなければ大関に出世できるはずがない。何が何でも今場所活躍して、『オレのことを忘れるな!』と言いたいところでしょうね。本人たちはそのつもりはなくても、大の里に引っ張られていると言ってもいい」
もちろん、誰が牽引しようが、それが土俵の活性化につながるのは悪いことではない。今年5月場所の初日には1横綱4大関が総崩れ。2006年9月場所以来の体たらくで、最近は大関陣の不甲斐なさが目立っていた。彼らが「打倒大の里」に燃えれば燃えるほど、大相撲は面白くなる。
◇ ◇ ◇
大相撲と言えば、先場所限りで引退した貴景勝は、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会・八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。
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