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巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月19日 11時32分

巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

小林誠司(C)日刊ゲンダイ

 阪神・大山悠輔内野手(29)、ソフトバンク・甲斐拓也捕手(32)、石川柊太投手(32)のFA3人獲得を目指す巨人。

 仮に今季年俸2億8000万円でAランクの大山、同2億1000万円でBランクの甲斐をダブルで獲得できた場合、金銭補償もしくは、人的補償プラス金銭補償が必要になる。早くも巨人の「リスト漏れ選手」が話題なのだ。さる球界関係者がこう言った。

「ソフトバンクには元DeNAの嶺井がいるが、甲斐が移籍するなら、もっと経験豊富な捕手が欲しいところ。巨人の阿部監督は今季、捕手の起用法をガラリと変えた。昨年まで不動の正捕手だった大城卓ではなく、岸田をメインに据えて小林との3人を併用。FA権を持つ大城は残留を決断しただけに、甲斐が加入すれば、捕手陣は“満員状態”。当然、人的補償の『28人のプロテクト枠』から漏れる選手が出てくる。来年6月に36歳になる経験値が一番高い小林は28人には入らないともっぱら。今季は菅野と組んで15勝3敗の復活劇を後押ししたが、その相棒は来季メジャーへ行ってしまう。巨人ではジリ貧でも強肩は健在だし、捕手としてまだ使えるとみるかもしれません」

 投手では勝ちパターンのセットアッパーが担われそうだ。

「19年に16セーブを挙げた中川もプロテクトされるか微妙なラインでしょう。今季は左膝痛の影響もあり、15試合の登板で0勝2敗、防御率8.76に終わった。若手有望株といわれる22歳の秋広も実は当落線上ではないかとみる他球団編成担当もいる。昨季は10本塁打を放ってブレークしたものの、プロ4年目の今季は26試合の出場で打率.261、0本塁打、1打点。打撃フォームをコロコロ変えて試行錯誤を繰り返しているが、あまり阿部監督に買われていないのが気になります。今では他球団の評価の方が高いくらい。4番の大山が巨人に流出した場合、秋広が28人のプロテクトリストから漏れているようなら、阪神の将来の大砲候補として狙われる可能性はありそうです」(同)

 2018年オフに巨人がFAで西武の炭谷(現西武)と広島の丸を獲得した際、人的補償として左腕エースとして一時代を築いた内海が西武に移籍。かつて主力だった長野が広島に移籍した。人気があった内海、長野がダブルで流出したことで、プロテクト枠から外した球団の判断に批判の声があがった。巨人にとって「人的」には苦い思い出がある。 

 FA戦線の結果が出る前から、ソフトバンク、阪神の関係者は、巨人の支配下70選手の名簿とにらめっこを始めているかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 大山はかつて、阪神からドラフト1位指名を受けた直後にメディアとひと悶着があったという。本人や家族を困り果てさせ、一時は全ての「取材NG」を招いた大事件とはいったい何か。当時、何が起きていたのか。

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