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草彅剛“お宝ジーンズ”公開を危惧する声…高騰ヴィンテージものが“反社の資金源”になることも

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月20日 9時26分

草彅剛“お宝ジーンズ”公開を危惧する声…高騰ヴィンテージものが“反社の資金源”になることも

草彅剛(C)日刊ゲンダイ

 17日、大好評のうちに幕を閉じたのが元SMAPの俳優、タレント草彅剛(50)の私物のヴィンテージジーンズを一般公開した展示会「ステイ ブレイブ(STAY BRAVE)」。

 芸能界屈指のジーンズコレクターとして知られる草彅が、30年以上かけて収集してきた1901年から74年までに製造された計84本のリーバイス501を展示。5日に渡って会員限定&入場者数制限で開催された展示のチケットは平日限定1800円、土日限定2300円という料金だが、速攻でソールドアウトとなった。

 なぜ草彅は、マニア垂涎のお宝を一般公開したのか。

「昨年、香取慎吾と稲垣吾郎と食事をした際に、ジーンズの話で盛り上がり、私物を見せてほしいと言われたことで、展示が実現したといいます。草彅さんのコレクションは日本でも屈指の質量で、今回展示されたジーンズの価値は2億円超と言われています」(ファッション誌編集者)

 ガラスケースに収められたジーンズは、撮影はできないものの、年代ごとに異なるジーンズの色の落ち方、縫製などディテールを間近で見られるため、なかなかお目にかかれないレアものをじっくり鑑賞できる状態で展示され、マニアの満足度は非常に高かったという。1990年代から本格的に始まったと言われるヴィンテージジーンズブームはその後、何度かの盛り上がりと衰退を経て、昨今の価格高騰ぶりはかつてないほどだという。

■半グレや暴力団も参入

「コロナ禍以降、インフレが進んだことで金や不動産だけでなく、ロレックスなどの高級時計やヴィンテージジーンズ、限定もののスニーカーなども高騰しています。純粋なマニアだけでなく転売ヤーが多く参入し、儲けのネタにされています。なかには半グレや暴力団の資金源になっていて、都市部の宝飾店ではロレックス強盗が頻繁に起こっています」(週刊誌記者)

 そのため、草彅が惜しげもなくお宝を公開したことに心配の声も上がっている。

「草彅さんは普段YouTubeチャンネルでもジーンズを公開し、本当にデニム愛が強いことが伝わってきます。しかし、強盗が頻発する中、ヴィンテージショップ、いわゆる古着屋の警戒感は以前よりも高まっていて、数十万円、数百万円台のレア物は厳重に管理され、常連や人の紹介でしか実物を見せないという店もあるほど。草彅さんが数多くのお宝ジーンズを所有していることはベストジーニストを受賞していた2000年代前半から知られていましたが、今回、安易な私物公開を心配する声も聞かれます」(前出・ファッション誌編集者)

 ファンにとってはありがたい一方で、物騒な世の中だけに十分気を付けてほしいところだ。

  ◇  ◇  ◇

 同じくジーンズマニアのキムタクと草彅の今の関係者は? 関連記事【もっと読む】木村拓哉ほぼ毎日“上下デニム姿”はSMAP再結成の布石? 草彅剛がキーパーソンとされるワケ…で報じている。

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