シニア世代の「ディスコダンス」で体も心も若返ると医師も太鼓判 長野では市主催のパーティー
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月20日 9時26分
(提供写真)
10月に長野市で、60歳以上の市民を対象に市主催のディスコパーティーが開かれたそうだ。初開催は2019年。その後コロナで中断していたが昨年4年ぶりに復活。3回目となる今回も、華やかな衣装に身を包んだシニアが、輝くミラーボールの下で往年のディスコミュージックに合わせて踊り、大層盛り上がったという。
筆者もやってみたい。初心者でも受け入れてくれるところはないかと探し、見つけたのが60代女性を対象にしたダンス教室「らくリズ」。早速、池袋で開催されている1日限りのワークショップ「らくリズ」レッスンを体験してきた。
前方に鏡が張られたダンス教室で、インストラクターの冨田麗子さんの指導でレッスンがスタート。シェリル・リンやアース・ウィンド・アンド・ファイアーらのソウルディスコミュージックに合わせてステップを踏む。
そこまで激しく動いていないように感じたが、開始10分で額に汗がじんわりと浮かんだ。
「うまく踊れんでもええよ」「ここはちょっとカッコいい顔でポーズを決めるで」と冨田さんのほがらかな関西弁での声かけに緊張もほぐれ、「下手でも、とにかく動いていればいいか」と最後まで楽しめた。
「『らくちんリズム運動』の名で私が立ち上げました」と冨田さん。
「『らくリズ』は、今はやっているような激しく跳んだりはねたり、首をガクガクと動かしたりというダンスではありません。とはいえ簡単に踊れそうに見えるけれど、実際にやってみるとちょっと難しいステップもある。踊り終わった後には達成感があります」
冨田さんは60代。その年齢だからこそ感じているのは「シニア世代になると達成感を味わう機会がだんだん少なくなる」。だからこそ「らくリズ」で達成感を味わってほしいと話す。
「生徒さんは『らくリズで充電して、また1週間頑張れる』とよく話されます。ソウルミュージックやディスコが好きだったなど共通の話題があり、生徒さん同士、話が盛り上がりやすい。体を動かすことで得られる爽快感だけではなく、懐かしい曲で楽しく踊り、話をすることでワクワクして心が豊かになる。今が青春時代、みんなが主役という世界観を大切にし、参加者が生きがいを感じられる場であることを重要視しています。しんどくなったら、途中で座って休んで音楽だけを聴いていてもいいんですよ」
■「新しいことへの挑戦で脳が活性化」
ダンスがシニアの脳に与える影響について、老人医療・認知症問題にも取り組む米山医院(東京・あきる野市)の米山公啓院長に話を聞いた。
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