1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

梅毒の新規感染報告件数…7県がすでに昨年1年間の累積数を上回る

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月20日 17時2分

 大分県では2024年11月1日時点での新規梅毒感染者の年代別届出件数を公表している。それによると10代3人(男性2人、女性1人)、20代22人(男性13人、女性9人)、30代12人(男性10人、女性2人)、40代17人(男性13人、女性4人)、50代11人(男性8人、女性3人)、60代7人(男性7人)、70代14人(男性7人、女性7人)となっている。高齢者への広がりが気になる。

 東京の状況はどうか?「国立感染研の速報データでは東京都の第45週の累積件数は3219件で、昨年同期より46件増えています。東京都が独自集計した第45週は新規73件、年累計は3265件です。昨年第45週の東京都独自データでは年累計3209件でしたので、こちらも56件上回っています」

 なお、感染研の数字と異なるのは、東京都の数字が保健所が報告を受理した件数に対して感染研の数字は医療機関が梅毒と診断した件数だから。 ちなみに東京都集計の第45週の梅毒の新規届出73件の内訳は、男性44件、女性29件。年代は10代3件、20代32件、30代18件、40代12件、50代4件、60代3件、70代1件だった。推定感染経路は66件が性的感染(同性間11件、異性間52件、両性間1件、性別不明2件)、不明7件だった。

 ほかに、世界保健機関(WHO)が感染拡大の脅威を警告し、16日に米国内で初めてより重症化しやすいタイプ(クレードⅠ型=死亡率10%程度)の感染が確認されたエムポックス症は、第45週で新たに福岡で1件感染者が報告され、累計19件となった。感染が確認されたのは福岡県内在住の20代男性で海外渡航歴はないという。感染したのはクレードⅡ型(死亡率1%程度)で現在、症状は安定しているという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください