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えなりかずき「Qrosの女」で“渡鬼”イメージ一掃! 何を演じても“眞”から名バイプレーヤーへ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月21日 9時26分

えなりかずき「Qrosの女」で“渡鬼”イメージ一掃! 何を演じても“眞”から名バイプレーヤーへ

いくつになっても「えなりくん」(C)日刊ゲンダイ

「渡鬼」のイメージからようやく脱却か。俳優のえなりかずき(40=写真)の話だ。現在放送中の桐谷健太(44)主演の連ドラ「Qros(キュロス)の女 スクープという名の狂気」(テレビ東京=月曜夜11時6分)にレギュラー出演中である。

 作家の誉田哲也氏の同名小説が原作で、謎多き話題のCM美女「Qrosの女」の正体をめぐって巻き起こる事件を描いたゴシップエンターテインメントだ。えなりは「週刊キンダイ」の記者・小島大喜を演じている。

「子役の頃から『渡る世間は鬼ばかり』(TBS)で鍛えられているだけあって、滑舌が良くセリフが聞き取りやすいし、動作も自然。とはいえ長年演じた『渡鬼』の“眞”のイメージがあまりに強烈すぎて、一時は他の役を演じても《眞にしか見えない》なんて視聴者の声が出たことも。それは有名子役から大人の俳優への通過点ではありますが、えなりさんはこの1、2年でその壁をぶち破ったといえますよね」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

「Qrosの女」で岡部たかし(52)演じる林田が編集長だった時代の小島(えなり)は、ほんわかした雰囲気をつくる職場のムードメーカー的存在。が、林田が自身の不倫問題で編集長から外された後は、小島が編集長代理を務めることに。

「18日放送回からは、編集部をまとめる立場としてキリッとした表情も見せるようになった小島。《実は裏切り者では?》なんてうがった見方もネット上にあって、先の展開が楽しみですね。大人と子どもの間を行き来しているようなちょっと不思議な個性が、えなりさんの強み。『渡鬼』の眞のイメージは長かったですが、そこから放たれた今後は名バイプレイヤーとして存在感を放ちそうな予感がします」(前出のエリザベス松本氏)

 2023年には趣里(34)主演のNHK朝ドラ「ブギウギ」にもレギュラー出演。「福来スズ子とその楽団」の最年少メンバー・二村役を演じた。芸歴の長さからは意外な感じがするが、えなりはこれが朝ドラ初出演だった。

「演技力には定評ありますし、いくつになっても視聴者から《えなりくん》と呼ばれる愛されキャラなのも強い。渡鬼時代のセリフをモノマネされるのもOKという寛容さもいいですね。最近はバラエティーでもいい味を出していて、フジテレビ系の『相葉◎×部』での相葉雅紀さんとえなりさんの会話は《面白い》《ほんわかして癒やされる》と好評です。今後はバラエティーのオファーもさらに増えるのでは」(在京キー局プロデューサー)

 また、ある大手広告代理店関係者は「何と言っても元国民的愛され子役の肩書は大きい。苦手、嫌い、という視聴者が少ないからドラマもバラエティーも起用しやすい。いま地上波を好んでリアタイで見る年配層にとっては《この子、知ってる》と馴染みがあって、安心感もある。バラエティーでさらに人気に火がつけばCM依頼も増えるでしょう」と話す。

 ニコニコ笑顔と、独特のキャラクターで再び“えなりブーム”が吹き荒れるか。

  ◇  ◇  ◇

「渡鬼」でえなりくんの母親役を演じた泉ピン子との関係については、何やらキナ臭いウワサが絶えない。関連記事【もっと読む】ピン子の口出しに困惑…えなりかずき「渡鬼」共演NGの真相…では、その真相に近づいている。

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