プレミア12では采配批判も…侍ジャパン井端監督が強敵相手に問われる「真価」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月21日 9時26分
世界一を達成できるか(侍ジャパンの井端弘和日本代表監督)(C)日刊ゲンダイ
大会連覇を狙う侍ジャパンは、プレミア12のオープニングラウンド(OR)を5連勝で通過。A、Bの両グループの上位2チームで戦うスーパーラウンド(SR)初戦は、22日に強豪・米国と相まみえる。
ここで真価を問われるのが日本を率いる井端弘和監督(49)だ。18日にドミニカ共和国に大勝した侍Jは、WBCも含めた国際大会の連勝記録を24に伸ばした。
「侍JはWBCで世界一3回を誇りますからね。今大会もORで韓国、台湾を蹴散らし、ドミニカやキューバも退けるなど、アジアでは敵なしです。2013年に侍Jが組織化されてから10年。選手にとって代表チームの価値は確実に上がっています。何度も代表入りしている選手が辞退するケースはあっても、小学生はU12、中学生はU15、高校生はU18と段階を踏みながら侍ユニを着て、プロ入り後のトップチーム入りを夢見ている。昨春のWBCでは大谷翔平(ドジャース)が侍メンバーに加わり、世界一を達成したことで、代表の値打ちはますます上がりました。かつて、選手会がWBC参加に反対していたことがウソのようです。国を挙げて野球の強化を進める台湾はともかく、韓国を含めて他国にはこうした代表組織はない。日本が強いのは必然ですよ」(野球連盟関係者)
米国やベネズエラには若手有望株や元メジャーリーガーが
そこで井端監督である。
プレミア12はMLBがメジャー40人枠の選手の派遣を拒否しているとはいえ、SRで戦う米国やベネズエラには、若手有望株や実績のある元メジャーリーガーなどが集まっている。
日本の連覇達成を期待する声が日増しに高まる一方、OR5試合の井端監督の采配や選手起用に対し、SNSなどで「選手に負担をかけすぎ」「継投ベタ」「データを無視しすぎ」などと、批判の声が挙がっているのも確かだ。
代表戦ともなると当然、監督の采配や選手起用がクローズアップされる。国際大会に絶対はないとはいえ、多くの野球ファンはORは勝って当たり前と見ていた。
SRで強敵の米国、ベネズエラ、ORで接戦を演じた台湾相手にどんなタクトを振るか。26年WBCも指揮を執る井端監督の真価が問われそうだ。
◇ ◇ ◇
侍Jと言えば、楽天の辰巳は来オフ、メジャー挑戦する可能性が浮上している。本人の饒舌な語り口調に報道陣も仰天しているほどだった。いったいどういうことか。
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