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“竹田麗央のための1年”を締めくくる最終戦で脇役たちの「最後は自分」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月23日 9時26分

“竹田麗央のための1年”を締めくくる最終戦で脇役たちの「最後は自分」

桑木支帆(C)日刊ゲンダイ

【JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ】第2日

 今季初シードの竹田麗央(21)は、日本女子プロ、日本女子オープンを制し、4月の初優勝から8勝を挙げ、年間女王になった。エントリーしていた12月の米女子ツアー予選会(5日開幕)を受けずに、日米ツアー共催のTOTOジャパン優勝により、来季の出場権も獲得。まさに「竹田のための1年」だったと言っても過言ではない。

 今大会で日本女子初となる同一年の公式戦3勝がかかる竹田は、通算9アンダーで首位の桑木志帆(21)に1打差の2位。最後も竹田が主役で終わりそうな展開だが、そうはさせじと闘志を燃やしているのが、今季の「脇役」たちだ。公式戦の今大会に勝てば3年間のシード権を取得できる。将来の米女子ツアー挑戦を視野に入れる選手にとっては大きな「保険」となる。

 来季は竹田の他に、12月の予選会を受ける山下美夢有(23)、岩井明愛・千怜(22)の双子の姉妹も、おそらく「試験」を通り、米国が主戦場になるだろうが、それに続きたい「予備軍」が少なくない。

 首位の桑木は現在75位の世界ランクを上げて、来季は海外メジャーに数多く出場して、近い将来、米ツアー参戦を狙う一人だ。

「首位から5打差6位の佐久間朱莉(21)も、今年全英女子で海外メジャーを経験。海外志向が強くなった。古江彩佳(24)と同期で通算3アンダー7位の安田祐香(23)や通算2アンダー9位の川﨑春花(21)も米ツアー参戦は頭にある。今年のTOTO初日に63のコースレコードで飛び出した脇元華(27)のように、実績が乏しいので口にはしなくても、米ツアーを考えている者はたくさんいます。最後まで竹田においしいところを持っていかれるわけにはいかないでしょう」(ツアー関係者)

 最終戦は歴代優勝者に自分の名前を刻んで今季を終えたいところだ。

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