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「会いたい」大ヒットの沢田知可子さんが小田原移住し「主人に依存している」理由【あの人は今】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月25日 9時26分

「会いたい」大ヒットの沢田知可子さんが小田原移住し「主人に依存している」理由【あの人は今】

沢田知可子さん(現・澤田知可子)/(C)日刊ゲンダイ

【あの人は今こうしている】

 沢田知可子さん
 (現・澤田知可子/61歳)

♪今年も海へ行くって~と切ない歌詞が心に刺さる「会いたい」(トーラスレコード=現ユニバーサルミュージック)。沢田知可子さんが1990年にリリースし、ミリオンセラーを記録した。その後も長く歌い継がれ、今年、日本作曲家協会音楽祭ロングヒット賞を受賞。沢田さん、今どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

 沢田さんに会ったのは、東京メトロ・銀座駅から徒歩3分のカフェ。

「今日は新幹線に乗って、小田原から来ました。3年前の11月に東京・世田谷から引っ越したんです」

 沢田さん、まずはこう言った。え、なぜ小田原?

「コロナがきっかけです。音楽は不要不急といわれ、コンサートがまったくできなくなった。最初は、プロデューサーで夫の小野澤篤とアルバム制作に集中していたんですけど、行き詰まってきて。東京にいる必要はない、『会いたい』で歌って憧れてきた、“海の見える街”へ行きたい、と思い立ち、すぐに決めちゃいました(笑)」

 海へ歩いて3分、小田原駅へは10分の戸建てで、夫婦2人暮らし。子どもはいない。

「地方コンサートの旅から帰って、夜、缶ビールを飲みながら、夫と静かな浜辺を散歩するとリラックスできますね。ほかにも、大都会・東京とは違って、“街と仲良く”しています。地元を盛り上げるお祭りなどのイベントがたくさんあり、呼んで歌わせてくださるんです。街の方々は、気軽に声をかけてくれるし、隠れ家的なおいしいお店に連れて行ってくれたりもするんですよ」

 小田原は新幹線の停車駅であることも、転居先の決め手になった。

「この9月まではラジオのコミュニティーFMで週1回4時間しゃべり、レコーディングもあったり、で週3回ほど東京に来るんです。コンサートの依頼も去年からまたどっと増えたので、新幹線の停車駅にして正解でした。コロナ禍は例外として、これまで毎年、アルバムを1枚制作し、コンサートを約60本、というペースで活動を続けてきました。今年は『うたぐすり~Best Selection』という、私自身が選曲したベストアルバムを4月にリリースし、68カ所へ。夫のピアノで私が歌う“夫婦ライブ”をお届けしています」

 68カ所とは忙しい。

「移動の疲れから復活するのに、時間がかかるようになりましたね(笑)。還暦を過ぎましたから、これからは少しゆとりをもち、コンサートの後、その土地の観光名所などを巡ってゆっくりしようか、と夫と話し合っています。これまでは歌って帰るだけだったので」

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