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斎藤工の“びしょ濡れセクシー”が後押しに?「海に眠るダイヤモンド」に上がる「水も滴るいい男」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月26日 9時26分

斎藤工の“びしょ濡れセクシー”が後押しに?「海に眠るダイヤモンド」に上がる「水も滴るいい男」

大人の男の色気ムンムン(C)日刊ゲンダイ

《名作の予感》なんて書き込みも多いが、視聴率はやや厳しい展開となっている神木隆之介(31)主演のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」。

「第4話の世帯視聴率7.5%という数字は、昨今の連ドラ事情でいえば高いほう。ただ、あの日曜劇場ですからね……2ケタは当たり前というイメージがまだどうしてもついて回る。『海に眠る』も初回こそ世帯11%でしたが、その後は2ケタを超えた回がない。3話は7%だったのが4話は微増。右肩下がりはいったん避けられましたが……」(テレビ誌ライター)

 現代と、昭和の高度経済成長期の長崎とを結ぶ内容に《分かりにくい》という声が出ているのは痛いところ。だが、TVerのお気に入り登録数は89.4万(11月25日現在)とじりじり伸ばしてきていて、秋ドラマの中では5位。十分健闘しているのだが、やはり《あの日曜劇場》という世間のイメージからすれば、「局内にも、もう少し上位にいることを求める声もある」(関係者)ようだ。

「第4話で反戦もテーマとしてしっかり描いていくんだということが分かり、ドラマとしてより深みが増しましたように思います。携帯電話もパソコンもなかった時代の暮らしぶりも、懐かしく見ています。深いテーマがあり、視聴するこちら側としても襟を正して見るという思いなのですが、でもこれだけは言わずにいられない。斎藤工さんの色気、ちょっと凄まじくはないですか」と笑うのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 斎藤工(43=写真)が演じるのは神木演じる鉄平の兄で炭鉱員の進平。ヒゲを蓄えたワイルドな風貌で、無骨だが優しいところもある男だ。ドラマ内での進平は、とにかくよく水に濡れる。これに視聴者は《斎藤工、ずぶ濡れでこのビジュアルを保っているの凄くない?》《水も滴るいい男》《斎藤さんを水に濡らさないで。乾かせておいて》などなど、びしょ濡れの齋藤が醸し出す色気にクラクラきている視聴者も多いようだ。

「びしょ濡れでも、びしょ濡れでなくとも、ただ手招きするだけでも、とにかく色っぽい。斎藤さんはかねてより《色気のある俳優》として有名ですが、今作ではまさに本領発揮といったところ。何と言うか、昭和の役者さんが持っていた、大人ならではのムンムンとした男っぽさと色気が斎藤さんにはある。もう少し上の世代だと、北村一輝さんにもそういう雰囲気がありますよね」(前出の山下真夏氏)

 ある女性誌の編集者も「色気がすごいのに、ご本人はそれほどそこを自覚していなさそうなところが魅力。2014年の『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の北野先生のような真面目で朴訥とした役柄もハマる不思議な俳優さんですよね」と話す。

 斎藤演じる進平と、池田エライザ(28)演じるリナの関係も気になるところ。斎藤の色気もますます振りまかれそうで、これがもっと話題になれば、終盤に向けて視聴率の上昇も間違いなし!?

  ◇  ◇  ◇

 斎藤工が単なる“イケメン俳優”から脱することができた理由は「とぼけキャラ」にあるという。関連記事【もっと読む】斎藤工「CM出稿量1位」までの軌跡 イメケン俳優を脱し“とぼけキャラ”での再出発が奏功…では、本人を覚醒させた再出発について伝えている。

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