1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ニキビの痕もきれいになる…改善のために今すぐやるべきこと

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月26日 9時26分

★途中で治療をやめる

「薬を途中でやめ、また悪くなったら抗菌薬を使う、ということを何度も繰り返していると、薬への耐性ができ、効きづらくなります」

 維持療法の中断も、前述の通り、ニキビを繰り返す原因となる。

★炎症性のニキビに対し抗菌薬しか使わない

 アダパレンと過酸化ベンゾイルはピーリング作用も持ち、面ぽうへの治療効果がある。ただ、ピーリング作用のある塗り薬は、使用中に赤くなったり乾燥したりすることがある。

「その副作用を嫌って抗菌薬しか使わない患者さんがいます。しかし、抗菌薬だけでは面ぽうは改善しないので、再発を繰り返すことになります」

★ニキビにいいといわれるものをいろいろ使う

「ピーリング作用を持つアダパレンや過酸化ベンゾイルを使いながら、重ねてピーリング作用のある化粧品を使用すれば、副作用が出やすくなります。ニキビにいいといわれる化粧品であっても重ねて使えば、肌への負担が増えます。脂性肌の思春期のニキビに保湿クリームを塗れば、毛穴が詰まってニキビが悪化することもあります」

 ニキビ治療の成功の秘訣は、処方薬をしっかり決められた期間使い、あれやこれやと手を出さないこと。なお、食べてはいけないものはない。根拠のない情報に惑わされず、正しい知識で治療に臨むことが肝心なのだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください