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フジ「わたしの宝物」深澤辰哉に《部外者感ハンパない》酷評の嵐…不倫相手には魅力不足でも“Snow Manパワー”の底力

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 9時26分

フジ「わたしの宝物」深澤辰哉に《部外者感ハンパない》酷評の嵐…不倫相手には魅力不足でも“Snow Manパワー”の底力

深澤辰也(C)日刊ゲンダイ

 松本若菜(40)主演のドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)が佳境を迎えているが、メインキャストを演じるSnow Man深澤辰哉(32)への演技力不足の指摘が回を重ねるごとに増している。

 今作は、夫以外の男性との子を、夫との子だと偽って産んで育てる托卵を題材にした大人の恋愛ストーリー。夫のモラハラに悩む松本演じる神崎美羽が、既婚者であることを知りながら、体の関係を結び、妊娠させてしまう幼なじみの冬月稜を深澤が演じている。

 11月21日放送の第6話では、田中圭(40)が演じる美羽の夫・宏樹が実は托卵されていたことを知り、絶望の果てに生後6カ月の娘と心中しようとする衝撃的な場面が描かれた。

 序盤のモラハラ夫のリアルな演技や、托卵の事実が発覚して以降の田中の演技に引き込まれる視聴者が続出しており、喫茶店のマスターを演じる北村一輝(55)など、脇を固める演技派キャストたちの中で《メインキャラの中で、一人だけ部外者感ハンパない》《パティシエの繊細なお菓子の中に駄菓子が入ってるような感じ》と、演技力が乏しい深澤だけが浮いていると指摘する視聴者の声が上がり続けている。

■それでもSnow Manメンバーをキャスティングしたがる制作陣

「夫を裏切り托卵を決意させる不倫相手としての説得力や魅力が、深澤さんには足りないという声が最も多いようです。過去にも不倫をテーマにヒットした2014年放送のフジテレビ系ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の斎藤工さんや、20年放送のTBS系ドラマ『恋する母たち』の磯村勇斗さんのように、“この人に惹かれてしまうのはしょうがない”と思わせる魅力や、説得力、色気を内包した演技力があるかが視聴者を惹きつける肝になってくるでしょう」(ドラマ制作関係者)

 深澤は体の線も細く、年齢よりも若く見える。松本や田中との見た目の年齢差の違和感も、托卵するほどの不倫相手としての説得力に欠ける要因となっているようだ。

 ミスキャスティングとの指摘も相次いでいるが、それでも国民的人気を誇るSnow Manのメンバーをキャスティングする旨みはあるという。

「第1話の見逃し配信は、1週間で333万回再生を突破し、主演の松本さんも『え…とんでもない数字で目をぱちくりさせています』とXで驚きの投稿をしていました。TVerで再生数を回そうと意気込むファンも多く、勝手にファンが話題性を作ってくれるので、制作側も人気のSnow Manをキャスティングするメリットはそれだけであるといえるでしょう」(同)

 ただ、深澤にとっては今回の抜擢がデメリットとなる可能性もないとは言い切れない。

「今作はシリアスなストーリーで、視聴者もそれに伴う繊細な演技が出来る役者ではないと入り込めない内容です。今回の深澤さんのように経験値の少ない状態でやってしまうと、1人だけ演技力の乏しさが目立ってしまうリスクがあります。恋愛コメディーなどで、地道に経験値を上げていった先に、今作のような抜擢の過程が必要だったのではないでしょうか」(同)

 演技においてはまだ発展途上中の深澤には、托卵させてしまう不倫相手役は時期尚早だったのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 さすがに「托卵現象」が広がるとは思えないが、上戸彩が主演した「昼顔」のような勢いを見せている「わたしの宝物」。■関連記事も要チェック。

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