1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

3度目MVP菅野智之にドジャース以外で「打倒大谷」のモチベーション…現時点で3戦3敗、くすぶる歯がゆさ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 9時26分

3度目MVP菅野智之にドジャース以外で「打倒大谷」のモチベーション…現時点で3戦3敗、くすぶる歯がゆさ

MVPを受賞した巨人の菅野(右)とソフトバンクの近藤(C)JMPA

 巨人の菅野智之(35)が26日、NPBアワードに出席し、2020年以来4年ぶり3度目のMVPに選ばれた。

 昨季は4勝8敗で「菅野は終わった」と揶揄されたが、今季は15勝3敗と完全復活。最多賞(15勝)、最高勝率(.833)、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、小林とのバッテリー賞を含め、「6冠」の受賞ラッシュ。「おそらく、去年の今ごろは、菅野がMVPを取ると思っている人は誰もいなかったんじゃないかと思うけど、自分自身、絶対やれるんだというということを信じて昨年のオフからトレーニングに費やしてきた」と胸を張った。

 今オフは海外FA権を行使してのメジャー挑戦を表明。「この年齢で新しい挑戦ができるのはありがたいし、素晴らしいこと。舞台は変わるが、ここからまたチャレンジできることに感謝して成長していきたい」と話した。

 25日には相棒の小林とバッテリー賞を受賞したばかり。選考委員を務めたプロ通算3085安打の張本勲氏から「米国に行く? オレの好きな大谷翔平を打ち取ったら大アッパレをあげる」とエールを送られた。日本ハム時代の大谷とは、球宴も含め、3打数3安打と打たれており、「(大谷が)1年目のオールスターでやったし、交流戦でも対戦して余裕で打たれている。後で(張本氏に大谷の)抑え方を聞こうかな」と笑ったが、さる巨人OBがこう言う。

「菅野はずっと巨人の中心選手として君臨してきた。大谷がいるドジャースに入って影に隠れるより、張本さんが言うように、大谷を抑える方が目立つと感じているところはあると思います」

 MVP受賞後、壇上で「今年は監督が変わって、一緒に現役時代にプレーした阿部監督のもとで何とか優勝したいと思って臨んだので、中心にいられて本当にうれしい。この喜びを自分自身の次へのステップアップにしていきたい」と喜びを語った。次のステップが「打倒大谷」になるとしたら、ドジャース以外の同じナ・リーグ球団の可能性が高そうだが……。

  ◇  ◇  ◇

 菅野がメジャー挑戦を表明したせいで、もともと今オフにも海を渡ると見られていた岡本が、かねてよりの夢を見送ることになりそうだ。いったいどういうことか。いま、巨人で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください