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元“ギャル漫画家”浜田ブリトニーさんは2人子供を育てるシンママ 浅草で漫画ギャラリーカフェ経営【あの人は今】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月2日 9時26分

 一気に大ブレークし、バラエティー番組にも引っ張りだことなったが、次第に違和感も感じるようにもなったという。

「テレビに出るようになって多忙になると、芸能界の仕事と漫画の両立が難しくなってきて。だから、いったんタレント業はやめて、漫画に集中しようと」

 現在は、本業とお店経営の傍ら、企業から依頼された仕事を他の漫画家に仲介したり、ファンとの交流の場をつくるなど、漫画プロデューサー的な仕事にも力を入れている。

「漫画家の地位やギャラの向上など、さらなる活躍の場をつくりたいという思いがあって。漫画家は人気作があっても、その後ヒットに恵まれず苦労されている方も多く、そんな方々に出版社以外の企業案件の仕事を紹介する事業も行っています」

 プライベートでは男女2人のお子さんを育てるシングルマザーの浜田さんだが、出産前には“子宮頚部高度異形成”と診断され、手術を経験。

「この9月にも子宮体がんの検査を受けましたが、少しでも変だなと思ったら、すぐに病院に行くことをお勧めします」

 漫画愛が全ての原点と語る浜田さんだが、執筆時間が捻出できず軸がブレていたと自らを反省。

「お店が忙しく本業がおろそかになっていたので、それを戻すべく、Kindleで新刊を発表しました」

 一時、スピリチュアル系の世界にハマってしまった自身の体験をもとにつづった最新刊「スピリチュアル難民の私たちへ 気づけば1500万円消えました」は現在、Kindleから発売中だ。

(取材・文=杉田俊人)

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