伝説のプロデューサー康芳夫さん死去…アリvs猪木、オリバー君など奇想天外な企画次々と
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月2日 21時3分
康芳夫さん(C)日刊ゲンダイ
ネッシー探検隊、オリバー君、アリ対猪木…
伝説の“”呼び屋でプロデューサーの康芳夫氏が12月2日午前4時45分、入院先の群馬県高崎市内の病院で老衰のため死去した。87歳。葬儀は近親者のみで行う(喪主は長男の誠さん)。後日、お別れの会を開く予定。
破天荒という言葉が相応しい生涯だった。1937年、東京生まれ。私立海城高校を経て東大卒業後、世界的プロモーターとして活躍。トム・ジョーンズ来日公演、国際ネッシー探検隊(石原慎太郎総隊長)、チンパンジーと人間の「中間種」という触れ込みのオリバー君招聘、アントニオ猪木対モハメド・アリ、ロス五輪独占放送契約(未遂)など奇想天外な企画の数々で世間をアッと驚かせた。出版では戦後最大の奇書「家畜人ヤプー」をプロデュース。実業家ならぬ「虚業家」を自称した。
■「人生は退屈しのぎにすぎない」
また晩年は俳優としても活動。2014年公開の映画「渇き。」(中島哲也監督)では小松菜奈の愛人役の広域暴力団組長役で出演。16年には松田翔太主演のドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」(TBS系)で、東京の密入国外国人による秘密の自治組織・裏都庁の知事「コテツ」役を演じて話題になった。
かつて日刊ゲンダイのインタビューで、「俺のやることは、すべては虚実皮膜の間の話。いってみればサービス精神なんです。人生は退屈しのぎにすぎないのだから」とすべてを悟ったスフィンクスのような表情で語っていた康氏。
昭和の度肝を抜いた天才プロデューサーが泉下の人となった。
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