福岡国際Vの吉田祐也は青学大OB初の代表になれるか…競技続行のために内定辞退した“努力の天才”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月3日 9時26分
吉田祐也(C)共同通信社
この優勝は大きい。
来年9月の世界陸上東京大会の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンで、青学大OBの吉田祐也(27)が4年ぶり2度目の優勝を飾った。2時間5分16秒は大会新記録で日本歴代3位。世界陸上の参加標準記録(2時間6分30秒)も楽々クリアした。
吉田は青学時代の20年に別府大分で日本人トップの3位に入り、注目選手になった。当時、大学卒業後はマラソンは引退して菓子メーカーへの就職が内定していたが、マラソンを続けるために内定を辞退。インターネット事業を手がけるGMOで競技続行を決めた変わり種だ。
来年の世界陸上マラソン代表内定の条件は、ジャパン・マラソン・チャンピオンシップ(JMC)シリーズⅣのチャンピオン(第108回日本選手権者)で参加標準記録突破した者と基準ワールドランキングで資格を得た者だが、JMCのポイントレースでは今回優勝した吉田がトップに立ち、代表入りに大きく前進した。
箱根では過去10年で7度の優勝を誇る青学大だが、不思議なことにこれまで五輪や世界陸上のマラソン代表は出ていない。今も吉田を指導している原監督によれば「素質はなかったが、練習でこれだけの選手になった。努力の天才」という。その吉田が青学大OBとして初めて母国開催の世界陸上で日の丸をつけるかもしれない。
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