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大きく出遅れた原英莉花に「最終日」はあるか…現時点では予選通過に“赤信号”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月7日 20時19分

大きく出遅れた原英莉花に「最終日」はあるか…現時点では予選通過に“赤信号”

原英莉花(C)日刊ゲンダイ

 2025年の米国女子レギュラーツアーの出場権をかけたQシリーズ・ファイナルクオリファイングトーナメント(最終予選会)が5日に開幕した。

 会場は米アラバマ州マグノリアグローブGCのクロッシングズC(6664ヤード・パー72)とフォールズC(6643ヤード・パー71)。99人による、5日間90ホールのストロークプレー競技で、上位25位タイまでがシーズン序盤に限定的な出場権を得られる。

 初日、7人の日本勢の中で大きく出遅れたのがやや難度の高いフォールズCを回った原英莉花だ。2バーディー1ボギー3ダブルボギーの76。5オーバー94位は厳しいスタートとなった。

 この大会は2コースを4日間で交互に回り、上位65位タイまでしか5日目(最終日)に進めない。

 2日目の原は、スコアが伸ばしやすいクロッシングズCをプレーしたが3バーディー4ボギーの73。通算6オーバー79位までしか順位を上げられず、予選通過に赤信号がともったままだ。ツアー関係者が言う。

「初日の原は不運もあったが、パットがうまい選手ではない。今季の平均パット数は1.7958で26位。フォールズCはアンジュレーションがきつく、ライン読みとタッチが難しい。今回の日本勢では、平均パット数1.7214で1位の山下美夢有、6位の岩井明愛、8位千怜の姉妹もパット上手で、初めてのグリーンに対する順応力もある。吉田優利もグリーンの特徴をつかむのは早い。彼女たちはショットが乱れても、どうにか小技でスコアをまとめる力があるが、原はこの点が決定的に欠けている。残る2日でスコアを伸ばさなければ5日目はない。開き直ってピンを攻めるしかないでしょう」

 昨年は2次予選でまさかのスコア誤記で失格。今年は2次から最終予選に駒を進めただけに、持ち前の爆発力に期待するしかない。

 他の日本勢は岩井千怜が通算7アンダー2位、山下美夢有6アンダー6位。岩井明愛4アンダー11位、吉田優利、馬場咲希はともに1アンダー23位。山口すず夏3オーバー59位。

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