母・辻希美の光る危機管理センス…希空が大手芸能プロ入りしなかった“七光り批判”回避以外の大人の事情
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月10日 9時26分
2007年に結婚した杉浦と辻(C)日刊ゲンダイ
17歳の誕生日を自身のインスタグラムも開設してデビューを果たした希空(のあ)。母親が元モーニング娘。でタレントの辻希美(37)、父親が俳優の杉浦太陽(43)という“芸能界のサラブレット”は、両親譲りの美形な容姿はもちろん、ネット上では、ママ譲りと思われるファッションセンスに《自分が求められているスタイル分かっていますね》と評判は上々だ。
むしろ「親の七光り批判」を警戒しているのは両親の方のようで、杉浦は11月27日、情報番組「ひるおび!」(TBS系)で、「やっぱり甘えが出るといけないので、僕と妻とは同じ事務所に入れないって。また違った独立した事務所に入れさせて、そこで頑張りなさいって」と語った。辻も自身のYouTubeチャンネルで「親の七光りって言われてしまう部分はあると思うんですけど」とコメントしている。
実際、希空は、辻が業務提携するアップフロントグループや、杉浦が所属するスカイコーポレーションの関連会社ではない芸能事務所LUVに所属。あからさまに両親のバックアップを受けない形でのデビューにこだわった様子が伺える。
しかし、他の芸能事務所関係者は「"親の七光り"と言われたくない本人や両親の気持ちは分かりますが、そうしたキレイ事とは別に大人の事情があることも否めないでしょう」と指摘する。
■パワーバランスを気にしがちな芸能事務所の体質
「一つ目は、事務所側の都合。タレントを家族で引き受けるということにためらいがないはずはない。家族間の揉め事に巻き込まれるリスクもあるし、事務所の方針によって、長年一緒にやってきたはずの親子の信頼関係が揺らぐ恐れもありますからね。どうしても事務所は慎重になります。二つ目は、辻さんと杉浦さん共に所属しているのが、"大手"だということです。芸能事務所は昔からどこがイニシアチブを取るのかというパワーバランスを気にします。芸能人同士の結婚で揉めやすいのもこの点。どちらの事務所の立場を立てるかという問題で、当事者はもちろん周囲も困惑します。パワーバランスが明確であれば問題にもなりませんが、辻さんと杉浦さん夫妻の場合、どちらも大手で甲乙つけ難いということもあって結論を出し難い。だったら娘は全く関係のない独立した形で事務所に入る方がしがらみに巻き込まれずに潔いという判断をしたのではないでしょうか。賢明な判断だし、同時に両親の株も上がりましたね」
今でこそ芸能界のおしどり夫婦として知られる夫妻だが、結婚当初はトップアイドルだった辻が19歳で妊娠する"デキ婚"。事前の妊娠報道を辻の事務所が否定したことから、辻の謝罪から始まるという異例の結婚会見になったことでも知られる。その後、夫妻がSNS以外で夫婦2ショットを披露したのは「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2016」で実に9年ぶりとなった。
前出の他の芸能事務所関係者は「それもしがらみの結果。その後も夫婦での共演が多くないのは、目では見えにくい事務所同士の遠慮や気遣いがあるはずです」と語る。
芸能界に長くいる両親が痛いほどわかっている大人の事情。娘を巻き込まずに全面バックアップする姿勢は、これぞ杉浦家の舵を取る辻希美の手腕だろう。今後も杉浦一家から目が離せない。
◇ ◇ ◇
希空のデビューで辻希美にも影響が出始めている。関連記事【あわせて読む】辻希美&杉浦太陽の17歳長女“鮮烈デビュー”裏で「辻ちゃんネル」ファン離れの懸念…では、希空がデビューしたがゆえに発生する辻への弊害について触れている。
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