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千葉百音が初のフィギュアGPファイナルで2位! 26年ミラノ冬季五輪で“浅田真央超え”見えた

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月10日 9時26分

千葉百音が初のフィギュアGPファイナルで2位! 26年ミラノ冬季五輪で“浅田真央超え”見えた

千葉百音(C)ロイター

 日本のフィギュアスケートに新鋭が現れた。

 日本時間9日に閉幕したグランプリ(GP)ファイナル(フランス・グルノーブル)の女子シングルで千葉百音(19)が合計208.85点で2位。初出場のファイナルでいきなり表彰台に立った。

 5人が出場した日本勢トップで終えた千葉は「完璧ではなかったが、全体的にまとめることができた。まだまだと感じるところも多々ある。これから頑張っていくだけ」と、さらなる高みを見据えた。

 千葉は五輪2大会連続金メダルの羽生結弦さんと同じ仙台市出身で、幼少期から同じリンクで練習してきた。2015年世界選手権銀の宮原知子ら多くのスケーターを育成した浜田美栄コーチの指導を受けた昨季、才能が開花。全日本選手権2位、四大陸選手権初優勝、世界選手権7位と躍進した。東北高から早大に進学して迎えた今季はGP2戦(NHK杯、中国杯)とも2位につけた。

 ジュニア時代から将来性を高く評価され、10年バンクーバー五輪銀メダルの「浅田真央の再来」と位置付ける専門家は少なくない。

 長らくフィギュア取材を続けるフリーランス記者の辛仁夏氏がこう言った。

「スケートのベースとなるものは全て身につけている選手です。幼少の頃から、基本を着実にマスターしたため、スケーティングは安定しています。ジャンプも目立った癖はなく、美しい上に高さもあって回転不足を取られにくい。女子の若手スケーターでは成長著しいひとりです」

 千葉は今月19日開幕の全日本選手権(大阪)で坂本花織を抑えて新女王の座を狙い、来年3月の世界選手権(米・ボストン)での表彰台を目指す。

「26年ミラノ・コルティナ冬季五輪のプレシーズンに、世界の大舞台で結果を残した意味は大きい。国際試合の審判にスケーティングや表現力などのアピールに成功したからです。四大陸選手権(来年2月・ソウル)、世界選手権と続く国際大会で、さらに印象度を上げれば、ミラノ五輪での表彰台に近づくのではないか」(スケート記者)

「真央2世」どころか、初出場の五輪で「浅田超え」を果たす可能性もあるというのだ。

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