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FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月11日 9時26分

FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

武藤(右)らと喜ぶ大迫勇也(左)(C)共同通信社

 “大迫待望論”が高まっている。

 元日本代表エースのFW大迫勇也(34)が所属する神戸が8日の湘南戦に3-0と圧勝。J1連覇を達成した。

 大迫は得点こそ挙げられなかったものの、後半25分にダメ押し弾をアシスト。前半43分の貴重な2点目にも絡んだ。今季は11得点ながら、9アシスト。昨季の得点王(23点)が前線で体を張り続け、神戸の連覇の原動力になった。

「森保監督は日本代表の1トップに決定力はもちろん、フィジカル能力の高さ、ヘディングや競り合いへの強さ、ポスト役もきっちりこなせるマルチタイプのストライカーを重用する。現時点ではオランダの上田綺世がレギュラー格でオランダの小川航基が2番手、ドイツの町野修斗といったFW陣がそれに続く状況ですが、いずれも五十歩百歩。全幅の信頼を寄せられるストライカー不在が、指揮官の悩みの種となっているともっぱらです。大迫の代表復帰を期待する声が高まっているのですが……」(サッカー関係者)

 2013年に初代表入りを果たした大迫は、14年と18年のW杯に連続出場。が、22年カタールW杯メンバーに想定外の落選、その際にJFA(日本サッカー協会)からバックアップメンバー入りを打診された。これに、「(代表入りするために)誰かのケガを祈りたくない」と即座に拒絶。森保監督との間に微妙な空気が流れるようになったといわれ、それから森保ジャパンに招集されることはなくなった。

「カタールW杯出場を逃した大迫は奮起して翌23年シーズンにゴールを量産。得点王になって神戸を初優勝に導いたにもかかわらず、森保監督は招集するそぶりも見せなかった。代表FW陣が不発に終わるたびに『1トップの第一人者は大迫』『Jリーグの得点王を呼ばないのはおかしい』『個人的な好き嫌いで呼ばないのか』といった声が飛び交い、それは間違いなく森保監督の耳にも入っている」(前出の関係者)

 34歳という年齢もネックになっているとされ、現代表のほとんどは海外組で構成されている。しかし、FC東京所属で38歳のDF長友佑都は招集され続けている。元エースの復帰は、森保監督次第だが……。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、森保ジャパンはW杯予選で「一強状態」の快進撃を続けている。1月のアジア杯ではベスト8止まりだったが、それから何が変わったのか。いったい代表チームの中で何が起きているのか。どうしてここまで強くなったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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