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佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月14日 9時26分

佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

佐々木朗希(C)日刊ゲンダイ

「マリーンズのローテーションの柱のひとりとして、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団していただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います。前からすごいピッチャーと思いながら見ていましたから」

 ソフトバンクからFAでロッテ入りする石川柊太(32)について、吉井監督はこう言っている。

 20年に最多勝と最高勝率を獲得。23年8月の西武戦ではノーヒットノーランを達成している実績十分の右腕だ。

 吉井監督は「イニング数を稼げるし、いいときはホント、打球が前に飛ばない」とも話しているという。

 石川の代名詞にもなっている球速が速く、大きく変化するパワーカーブは、風が大きく影響するZOZOマリンでより威力を発揮する。

 同球場では今季2勝負けなし。通算18試合で7勝1敗、勝率は8割7分5厘と圧倒的な成績を残している。

 ロッテはこのオフ、佐々木朗希(23)がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する。先発の補強が急務だったチームにとって、実に頼もしい投手を獲得したのではないか。

 石川は肘に故障を抱えているものの、21年からの3年間はいずれも20試合以上に先発。年間通じてローテーションを守れるのだから、佐々木以上に計算が立つ。今季は8月以降、6試合で5勝0敗、防御率1.91と安定した成績を残した。

「佐々木の代わりに石川が入ってくるメリットは大きいですよ」と、ロッテOBはこう続ける。

「佐々木のコンディション不良には、首脳陣はもちろん、他の先発も悩まされてきた。度重なる途中離脱や登板間隔が急きょ、変更されることによって、他の先発投手のローテが変更されることになる。年間通じてローテを守れない佐々木が先発にいることで、ローテを組み直す首脳陣が頭を痛めたのはもちろん、他の先発陣にもシワ寄せがいっていましたからね」

 2年連続でCSに駒を進めているロッテ。佐々木の抜ける穴をカバーするどころか、お釣りがくる補強をしたことになるのだから、来季は優勝も期待できるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木は昨オフ母親とともに球団サイドと「泥沼交渉劇」を繰り広げたのは記憶に新しい。最終的に球団が円満を強調して「あえて泥を被った」本当の理由は何か。あの時、いったい何がおきていたのか。契約合意の「全真相」とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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