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韓国できょう再び弾劾採決…尹錫悦大統領を猛進させる金建希夫人との“夫婦の事情”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月14日 11時12分

韓国できょう再び弾劾採決…尹錫悦大統領を猛進させる金建希夫人との“夫婦の事情”

尹錫悦大統領(手前)の視線の先には夫人(C)日刊ゲンダイ

 韓国を大混乱させた代償は計り知れない。突如、非常戒厳を宣布した尹錫悦大統領に対する2回目の弾劾訴追案は14日、国会(定数300)で採決。ますます独善に陥る尹大統領にサジを投げた与党「国民の力」の議員が賛成に回り、可決される公算大だ。「オルグルマダム」(雇われママ)と揶揄される国家元首の心中をめぐり、揣摩臆測が飛び交っている。

 尹大統領は12日の談話で「私を弾劾しようが、捜査しようが、堂々と立ち向かう」と戦闘宣言。「私の任期も含め、今後の政局安定策は党(国民の力)に一任する」とした7日の談話から一転した。戒厳宣布は「国民に亡国の危機状況を知らせ、憲政秩序を守り、回復するため」などと30分にわたって持論を展開し、「大統領の非常戒厳宣布権の行使は統治行為」と正当化。常軌を逸している。

 尹大統領の不可解な行動原理は、疑惑まみれの金建希夫人にある。12日の国会で、政府から独立した特別検察官に夫人の疑惑を捜査させる特別法案が可決。尹大統領は拒否権を3回行使して突っぱねたが、職務が停止されれば、その手は使えない。

■夫人は周囲に「捕まったら私、全部しゃべっちゃう」と

「12歳年下で、経済力もある夫人に大統領は全く頭が上がりません。『陰の大統領』と呼ばれる夫人の不正疑惑は次から次で、本人も〈捕まったら私、全部しゃべっちゃう〉と周囲に漏らしている。大統領が司直の手に落ちれば、誰も夫人を守れない。進退窮まって夫婦で自殺、あるいは無理心中を図るのではないか。与党関係者は相当気を揉んでいたが、杞憂に過ぎなかったようです」(現地メディア関係者)

 4代前の盧武鉉元大統領は親族の不正資金疑惑の捜査対象になるなどし、退任後に自殺。大統領に戒厳宣布を進言した同窓生の前国防相は、拘置所に身柄を移されて間もなく自殺を試みた。

 一方の尹大統領は、戒厳令下で政敵の一網打尽を指示したようなタマ。与党代表の射殺計画があったとの証言まで飛び出している。いっそ、とことん戦って真実を明らかにしてもらいたい。

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