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松井大輔氏筆頭に次期日本代表監督レースが勃発! 加速する指導者の世代交代に期待大

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月17日 9時26分

松井大輔氏筆頭に次期日本代表監督レースが勃発! 加速する指導者の世代交代に期待大

松井大輔(C)Norio ROKUKAWA / office La Strada

 フランスなど世界6カ国でプレーした「流浪のファンタジスタ」松井大輔氏(43)の引退試合が昨15日、神奈川・三ツ沢で行われた。

 引退試合には16強入りした南アW杯の僚友FW本田圭佑(38)、FW大久保嘉人(42)、MF遠藤保仁(44)に元代表MF小野伸二(45)といった豪華メンバーが参加。

 主役の松井氏は前半序盤に連続ゴール。お膳立てしたJの京都や横浜FC時代のチームメートで現役最年長選手のJFL鈴鹿のFW三浦知良(57)とハグするなど場内は大盛り上がりだった。

 試合後に今後の青写真を聞かれた松井氏は「指導者を軸にして考えていきたい。1つのクラブにとどまらず、いろいろなクラブで指導したい」。さらに「2025年に会社を立ち上げて、アスリートのセカンドキャリアの支援などもやっていきたい」とコメントした。

 この週末は「引退試合ラッシュ」だった。14日には、J川崎ひと筋だった元代表MF中村憲剛氏(44)、J広島や浦和などでプレーした元代表DF槙野智章氏(37)も引退試合を行った。

 この2人も松井氏と同様、将来は指導者に進むことを表明している。「指導者の世代交代が進むでしょう」とサッカー関係者が続ける。

「これからJクラブを率いる日本人指導者は、W杯出場組の40代を中心とした面々に一気にシフトするといわれている。たとえば、松井、中村、槙野の3氏は、すでにサッカースクールなどで『世界で経験したことを分かりやすい言葉で教えてくれる。説得力がある』と好評価を受け、次期監督含みでコーチをやってもらいたいと話すJクラブも少なくない。12日にJ札幌の監督に就任した元鹿島DF岩政大樹(42)が『世界に挑戦してきた選手が指導者になって日本サッカーのレベルを引き上げる時代になった』と話していたが、そうなるとフランスやロシアなど6カ国13クラブを渡り歩いてきた松井氏が、日本代表を率いて世界で戦う有力候補として名前が挙がってくるでしょう」

 期待できそうだ。

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