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萬田久子インタビュー「ナッシングとナチュラルの違いがわかる? そのままじゃダメなの。“ナチュラルに見える”のがお洒落なんです!」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月18日 9時26分

萬田久子インタビュー「ナッシングとナチュラルの違いがわかる? そのままじゃダメなの。“ナチュラルに見える”のがお洒落なんです!」

萬田久子(撮影)嶋田礼奈

 エイジレス番長・萬田久子(66)が新著「オトナのお洒落術」(講談社)を発売し、話題になっている。萬田はファッションに特化した本は今回が初めて。「今のほうが若い子に声を掛けられる」という萬田流お洒落の裏側を聞いた。

 ──萬田のファッションを尊敬する若手女優も多いですね。

「彼もアパレル関係だったし、周りにお洒落な人ばっかりだったから、それが普通だったところもありますね。最近は、女優さんやモデルさんがプロデュースするブランドの展示会に呼ばれたり、若い方から憧れていますって言っていただく機会が増えました。とってもうれしいことよね。パワーを頂いてますます輝いちゃおうかな(笑)。今、古着とかビンテージがはやっているからかな? 大切に着ていたものが一周回って、クローゼットの中でビンテージになっています」

 ──今回の本は全部私服で構成したスタイルブックです。

「服選びは、シチュエーション、相手、天気、いろんなものに合わせてコーディネートします。準備の時間がなくて『網タイツ、もうちょっと他のがよかったかな』とか思うこともあるし、いくらでもこだわることができる。だから常に目に見えるところに置いて、しまい込んでしまわないのが大事。今回、本をつくってみてまたお洋服が手放せなくなりました」

「ホントに年齢って忘れてしまうのよね」

 ──常に「年齢はただの数字」と言い続けています。

「ホントに年齢って忘れてしまうのよね。若い子のファッションがすてきだなって思えば取り入れるし、渋谷の109も行くし、ユニクロも萬田流においしく料理しちゃうのよ、うふっ。一時、スカートの丈がどんどん短くなって、彼に“ストップ”って言われたこともありました(笑)」

 ──服も考え方も柔軟。インスタにはラッパーのちゃんみな(26)との食事会の写真も。

「お互い良く見える服を考えたり。ちゃんみなとは、彼女のライブも行くから、食事の時は彼女の世界観に合わせて“やんちゃでセクシー”なロックテイストの黒をコーディネートしました。地味なように見えて派手に見える、黒は一番好きな色でもあります」

 ──お洒落に大事なことは?

「洋服を楽しむためには、やっぱり心身ともに健康が一番! おいしい空気を吸って幸せを感じましょ。朝はワンちゃんのお散歩して、ヨガやジムに行くのがルーティン。美しくきれいな思いをするには努力しないとね。ナッシングとナチュラルの違いがわかる? そのままじゃダメなの。“ナチュラルに見える”のがお洒落なんです!」

(取材・文=岩渕景子/日刊ゲンダイ)

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