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「5冠」で今季の主役・竹田麗央 バンカー嫌いになるな!欠点は本人も自覚、来季米挑戦の課題

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 9時26分

「5冠」で今季の主役・竹田麗央 バンカー嫌いになるな!欠点は本人も自覚、来季米挑戦の課題

竹田麗央(C)日刊ゲンダイ

 日本女子プロゴルフ協会の表彰式「JLPGAアワード2024」が昨17日、都内のホテルで行われ、竹田麗央(21)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング1位、栄誉賞、メディア賞ベストコメント、特別賞の5冠を獲得。

「こんなに優勝できるとは思っていなかったのですごくビックリしていますし、最後に年間女王を取ることができてうれしい」(竹田)

 プロ3年目の今季はツアー初優勝からメジャー2勝を含む8勝。日米ツアー共催のTOTOジャパンクラシック優勝により米女子ツアーの2年シードも手にし、まさに「主役」の年だった。

 主なスタッツを見ても、ドライビングディスタンス、パーオン率の1位をはじめ、平均ストローク、パーオンホールの平均パット数、パーセーブ率、平均バーディー数などでトップ3に入っている。飛ばし屋でフェアウエーキープ率(74位=59.4737%)が低いのは“ご愛嬌”だが、サンドセーブ率(50位=42.5287%)が悪いのはいただけない。

 グリーン回りのバンカーから2打以内でカップインできる確率が低いのだが、その欠点は本人も自覚しており、このオフは重点的に練習するという。

 今季、米女子ツアーのサンドセーブ率1位(62.24%)は西村優菜(24)。「バンカーショットは好き」という西村は、何度も“砂イチ”でピンチを切り抜けた。

 バンカーに対する苦手意識がなければグリーンを攻める際の幅が広がり、精神的にも楽になる。バンカー下手のままでは米国で苦労するぞ。

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