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菅野智之がメジャーで「いきなり2ケタ勝利」できるこれだけの根拠…オリオールズと1年20億円で合意

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 9時26分

菅野智之がメジャーで「いきなり2ケタ勝利」できるこれだけの根拠…オリオールズと1年20億円で合意

菅野智之(C)日刊ゲンダイ

 巨人から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた菅野智之(35)が日本時間17日、オリオールズと合意した。

 AP通信によれば、1年1300万ドル(約20億円)。球宴選出、サイ・ヤング賞などのタイトル受賞などで最大約5400万円のボーナスがつく。

 オ軍のローテーションは現状、エースのバーンズがFAになり流出の可能性が浮上。確定しているのはロドリゲス、クレーメル、エフリンに菅野を加えた4人の右腕と、メジャー5年の左腕ロジャースの5人。ブラディッシュ、ウェルズの両右腕が今年6月にトミー・ジョン手術を受け、来季は全休が決まっているため、菅野には2人の代役が期待されている。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「オリオールズは26歳の若さながらメジャーを代表する捕手に成長したラッチマン、2023年の新人王ヘンダーソンら有望な若手野手が揃う打線は強力です(今季のチーム本塁打235、総得点786ともリーグ2位)。23年に33セーブをマークしながら、シーズン途中に右肘を手術して離脱した守護神バティスタが来季は開幕から間に合う見込みで、リリーフ陣も盤石。強力打線の援護を期待できる上に、リリーフ陣も安定しているだけに、ローテを守って試合さえつくれば多くの白星を手にできるはずです」

 単年契約も菅野には好都合だ。複数年の大型契約を結んだ投手は故障防止のため、球数やイニングを厳格に制限するのが一般的。単年契約の菅野には必要以上にイニング数などの制限が課されないため、必然的に勝ち星も増えそうだ。渡米1年目の日本人投手の多くはメジャー公式球、硬いマウンドへの適応に悩まされる。ピッチクロックへの対応が課題と指摘する巨人関係者もいる。

 菅野はヤンキース、レッドソックスなどの強豪揃うア・リーグ東地区で3年連続ポストシーズン進出を目指すチームを牽引できるか。

  ◇  ◇  ◇

 ただ、菅野には懸念点もある。巨人関係者が不安視する「野手をウンザリさせてきた悪癖」とは、いったい何か。なぜそれがメジャーでネックになるのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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