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藤原紀香の「ゆく年くる年」…事務所倒産と夫の骨折で踏んだり蹴ったりも、本人いたってポジティブ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 11時18分

藤原紀香の「ゆく年くる年」…事務所倒産と夫の骨折で踏んだり蹴ったりも、本人いたってポジティブ

藤原紀香(C)日刊ゲンダイ

 タレント藤原紀香(53)の動向が業界関係者の間で話題だそうだ。所属事務所が破産しSNSで《大変戸惑っております》とした直後、夫の歌舞伎役者片岡愛之助(52)が稽古中の事故で鼻と上顎を骨折し、舞台を休演する災難に。「踏んだり蹴ったり」と報じられるなか、自撮り画像をアップして《グリーンが最近お気に入り♪ドラマのロケ、がんばりまーす♪》と前向きなところを見せたのである。デイリー新潮では、業界関係者のこんなコメントが掲載された。

「サムデイの破産申し立ては、“ドン”に守られていたはずの紀香さんの事務所がなくなるという意味でも、業界に衝撃が走りました。彼女が見捨てられたとみる向きもあります」

 かつて「CMの女王」と称せられるなど、売れっ子だった紀香は「芸能界のドン」として知られる周防郁雄氏の寵愛を受けてきた。所属事務所は周防氏率いる「バーニンググループ」の系列で、業界では周防氏の後ろ盾で仕事をしてきたからだという。元担当のスポーツ紙記者が振り返る。

「デビュー当初は『デカすぎて売れない』と言われていたのを覚えていますよ。それは本人も知っていたのでしょうね。周防さんの系列事務所に入ったときは、大喜びしていた。ドンの懐に入り、寵愛を受けるまでになったのが大きく、それこそが彼女の生き残り術、力量とも言えるでしょう」

 それが「見捨てられた」のであれば、相当の痛手だったのではないかというのが業界の見方らしい。

「もう一つ、紀香が看板とする『梨園の妻』というポジションも確たるものにはなっていない。愛之助はもともと梨園の血を引いていないのですから大名跡にはかなわない。昨年公開の映画『翔んで埼玉』で紀香が愛之助と結婚後初共演し、コメディーに挑戦したのも、生き残り策との見方がありました」と、担当記者は裏側の評判を明らかにする。

■厄落としだと思えば…

 愛之助とは再婚だったが、2016年に大々的に披露宴を開き、金屏風を前に会見を行った。

「甲斐甲斐しく尽くし、女遊びも芸の肥やしとする業界の習わし通り、不倫も容認していた節もあります。この披露宴に愛之助の元愛人が出席していたと『週刊文春』に報じられたのですが、紀香を取材しても、そんなのどこ吹く風という対応でした」(前出のスポーツ記者)

 結婚後も紀香は歌舞伎界でも「まったく梨園をわかっていない」などと陰口を言われ、芸能界では「ずぶとい」と言われてきたという。昨年末に日本テレビ系トークバラエティー「1周回って知らない話」に出演した際、紀香はSNSでの誹謗中傷コメントについて、こうコメントしている。

「(悪口を)言われてるほうが運気が上がる。悪口を書いたり言ったりすると、その言った(相手の)人の運気を上げているって私、思うことにしている。どんどんラッキーポイントが上がっていく。イェーイみたいな」

 今年のあれやこれも厄落としだと思えば、来年は明るい。

  ◇  ◇  ◇

 藤原紀香、篠田麻里子という著名タレントを抱えながら破産してしまった「サムデイ」。関連記事【もっと読む】藤原紀香、篠田麻里子ら所属 サムデイ破産に見る芸能プロの栄枯盛衰…前近代的な事務所は淘汰される時代…では、日本芸能界がさらされる時代の変化について伝えている。

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